60の手習い
07年01月25日
No.316
ホームページの新装オープンにあたり、フォトエッセイ「即写寸言」というコーナーを設けた。Webマスターからこのタイトルはさすがですねと褒められた。私も満更でもないと思っている。にもかかわらず、この更新がまことに少なかったのはご覧のとおりである。まさに看板が泣くとはこういうことをいうのだろう。その理由は……。
永田町徒然草に新システムを導入してから、最初は少し難しいところもあったが直ぐに慣れた。永田町徒然草のupdateは、現在ではすべて私自身でやっている。そもそも新システムの導入は私自身でupdateできるようにするために採用したしたのである。ただひとつだけ例外がある。それは画像の貼り付けである。ときどき画像の貼り付けもありますが、これはWebマスターにやってもらっている。Webマスターの会社には普通のファックスはなく、デジタルのファックスしかないという。また画像を鮮明にするためにもupdateしてもらいたい素材を郵便で神戸まで送るいうきわめて原始的方法を使っている。
即写寸言もシステムは永田町徒然草と同じなのだが、こうはいかなかった。写真以外の文字の部分はできるのだが、写真の掲載ができないのである。このコーナーは写真に意味があるのだから、写真の掲載ができなければ記事にはならない。開店しただから何とかアイテムを載せなければならないので、写真に寸言をつけてメールでWebマスターに送りupdateしてもらっていた。この方法を用いれば、即写寸言の品ぞろえはできることはできるのだがそれでは面白くない。完璧主義の私は、やはり自分でupdateできなければ意味がないと思っている。
去る1月16~17日にかけて、心して挑戦してみたが、残念ながら成功することはできなかった。写真のサイズを縮小することができないのである。できればトリミングも本当はやりたい。これをやるためにはデジカメに付いてきた写真ソフトではダメなのだそうだ。新しいソフトを買わなければならないという。ソフトを買うことは構わないがそうするとインストールという私がやったことがない作業をしなければならない。私の知らない言葉が次々と出てくるこうした作業は大嫌いだ。新しいことに挑戦することが億劫になったということは、私も歳をとったということか……!
昨24日Webマスターにいわれていた新しい写真ソフトを買ってきた。恐るおそる作業を始めた。やはり懼れていたとおりであった。インストールをしようとしたらシリアル番号なるものを入れないとインストールそのものができないのだ。何か数字を打ち込めばいいのかなぁと思い、適当な数字を打ち込んでみたがはねつけられた。分厚い説明書のどこをみてもシリアル番号の説明がない。小1時間ほどシリアル番号なるものと格闘してみたが、ついに私には解明することはできず、Webマスターに電話した。買ってきたCDが入っていた箱の裏にあった。私の場合は分らなければこのように訊けるWebマスターがいるが、こういう力強い味方がいない人は一体どうするのだろう。
インストールに成功することはできたが、その後もけっこう難しかった。しかし何とかupdateするところまでは漕ぎつけたが、写真のサイズを縮小することはできなかった。時間がすでに2時をまわっていた。起きているときはほとんどコンピュータの前に座っているというWebマスターだが、さすがに電話をすることはできない。今日は電話で一つひとつ訊きながら、即写寸言を自分でupdateできるようにしたいと思っている。乞う、ご期待。
それでは、また。