熱い初場所
09年01月24日
No.1062
大相撲が面白くなっている。朝青龍が全勝。白鵬が1敗。今日にも朝青龍の優勝が決まる可能性すらある。いずれにせよ、朝青龍は13勝だ。もう朝青龍の引退はない。正直に言って、私は朝青龍をそんなに好きではなかった。朝青龍が今場所に出場することを決めてから、相撲関係者の朝青龍バッシングはちょっと酷すぎた。私は朝青龍に同情的にならざるを得なかった。
安馬(あま)改め日馬富士(はるまふじ)もなんとか8勝できそうだ。せっかく大関になっても負け越したのでは話にならない。日馬富士は横綱にいちばん近い力士と私が見込んでいる男だ。カド番そして大関転落では大幅に予定が狂ってしまう(笑)。魁皇はカド番を脱出した。今年1年はまだ大関を務められそうだ。魁皇は横綱になるチャンスが2度あったが、結局は逃してしまった。地味だが相撲取りらしい力士だ。私は好きだが、そういう大相撲ファンが多いようだ。
十両2枚目に霜鳳(しもとり)という力士がいる。新潟県上越市にある高田農業高校→東京農業大学そして角界入りした力士である。私は上越市相撲連盟の会長をしている時、高田農業高校相撲部にいた霜鳥(しもとり)君を知った。相撲をやる高校生は少ないので高田高校相撲部はよく国体に出場した。上越市相撲連盟は遠征費などを支援していた。そんな関係で霜鳥君たちとよく食事などをした。新入幕してから順調に前頭上位に昇進したが、しばらく低迷し十両に落ちてしまった。今場所は良い成績だ。幕ノ内に復帰できると思う。もう一度頑張ってもらいたい。
2日前の木曜日、私は両国の国技館に行った。砂被りで12日目の取組みを観戦した。午後2時半ころ到着した。幕下上位の取組みを観たのは初めてだった。幕下上位ともなると体格はもう立派だ。いつ関取になっても良い堂々たる体躯だが、顔はあどけない力士が多かった。この辺の力士をフォローしていれば、大相撲の見所はさらに増えるのだろう。あと2日間、大相撲は面白い。今場所が終わったら、大相撲について少し書きたいことがある。乞う、ご期待(笑)。
それでは、また。