梅雨の美しい花は・・・
08年06月24日
No.849
昨夕、仕事を終えて家に帰るときかなりの雨に遭った。梅雨だなあという降りであった。いまはもう上がっている。今日は陽もさすという。上空に寒気があるためだろうか、気温は意外に寒い。そのせいか、ちょっと風邪気味である。体が本調子でない。今日は短く書く。
梅雨というとあまり良い感じで受け取られない。私も梅雨よりも五月晴れの日や暑くても夏の太陽がカンカン照っている方が好きである。しかし、この梅雨がないと農作物も樹木も草花も立派に育たない。子供のころ、梅雨があるから田植えができるのだと教わった。そして田植えは梅雨の季節に行われた。いまでは田植えは入梅よりも早く行われる。圃場整備のため田圃は広くなり、灌漑施設も立派になった。梅雨でなくとも田植えはできる。私の生まれ在所である十日町地域では、魚沼産コシヒカリが順調に育っていることだろう。
梅雨に美しく咲く花のひとつに紫陽花(あじさい)がある。梅雨の選挙が何回かあった。雨の日の紫陽花は、特に美しい。選挙戦の真っ最中であっても、ふと心が和んだ。そんな記憶があるせいであろうか、一昨日昼寝をしていたとき紫陽花とともに美しい花が見事に咲いていた。素晴らしく美しい花であった。それはこの世のモノではない。私の想像の上で咲いた花である。私に絵心があれば、それを描けるのだが・・・・。幻の花はしっとりとした雨の中で鮮やかに咲いていた。
それでは、また。