人間万事塞翁が馬
07年12月26日
No.656
クリスマスだから私のコンピュータもちょっと休みたかったのだろう。クリスマス・イヴに動かなくなってしまった。クリスマス、私はちょっと忙しかったので、正直いってインターネットに接続しているコンピュータと付き合っている暇はなかった。年賀状を出すために別のコンピュータと格闘していた。こちらの作業はきわめて順調であった。
年賀状を出す基の名簿が入っているコンピュータの操作には、私は大きな不安があった。3つの事務所で使っていた名簿を、今年の夏ひとつのコンピュータにまとめた。そのときに操作の仕方は一応習ってきたのだが、いざこれを使って年賀状の宛名を印刷するとなると自信はまったくなかった。ところが、うろ覚えながらあれこれヤッていると、なぜかけっこう上手くいくのである。これならば、予定通り年賀状を出せるのではないかと思った矢先であった。
いまや私の頭と一体になっているいつも使っているコンピュータが突如として“スト”を起こしてしまったのである。デスプレーの画面が固まってしまった。カーソルがまったく動かない。こういうことはこのコンピュータでは一回もなかった。しかし、最初に使ったノート・パソコンではこういうことがかなりあった。そうしたとき、Webマスターに電話すると電源を一度切って再起動させなさい、とよくいわれたものである。ノート型であろうが、デスクトップであろうが、コンピュータなのだから同じなのであろうと思い、電源を全部切った。
そして電源を入れて再起動させようとした。しかし、ウンともスンともいわないのである。だいいちデスプレーというのかモニターというのか知らないが、画像もまったく出ないのである。朝一番に友人に電話をして午後一番に来てもらい、診てもらった。友人がいうには、モニターがおかしいのではないかということであった。それで“新宿、西口、駅の側”の店に行って、モニターが故障しているのかどうか診て貰った。そうしたらモニターは大丈夫とのこと。そうするとコンピュータ本体のトラブルである。これはもう私の手には負えない。昨夜は友人も私もどうしても出なければならない忘年会があった。忘年会が終わった後、とりあえずそのことだけを報告しておいた次第である。
そして先ほど友人に再度きてもらい、メデタたくコンピュータが動くようになった。その際、私がどうしてもできなかった宛名印刷のネックになっていた点も解決してもらった。これも私一人でやっていたのではどうにもならなかったと思う。お陰さまで、これで年賀状の方はバッチリだ。“人間万事塞翁が馬”。まさにそういうことである。これを打ち終わったら、今晩は古いプリンターと付き合いながら宛名印刷である。果たしていつ終わることやら。やってみなければ判らない。
それでは、また。