連休中日の土曜日というのは……
07年11月24日
No.623
3連休の中日(なかび)というのは、何となく気の抜けたようなところがある。3連休の1日は国民の祝日である。今回の場合は、勤労感謝の日である。そういう日には、休日に関連する特別番組やイベントがあったりする。しかし、3連休の中日が土曜日の場合、日曜日のそれなりの番組もない。土曜日というのは、土曜定番の番組というのがあまりない。
ゴルフのツアーは間もなく終るが、決勝ラウンドの最終日の前日となる。ゴルフの好きな人にはその番組を観るのが楽しみである。私もそうである。女子ゴルフの賞金王は上田桃子で決まったが、男子の方はまだ決まっていない。賞金王争いトップの谷口徹がカシオワールドオープンで好調である。大相撲も面白い。私は大相撲が好きなので、今日と明日はどうしても観なければならない(笑)。優勝の行方も大事だが、魁皇がカド番を脱出できるかどうか、心配している。
大相撲九州場所で、魁皇が元気である。中日、全勝でカド番を脱出した。勝ち方もなかなかいい。私は魁皇のファンというほどではないが、魁皇は好きな力士のひとりである。ここ数場所の魁皇は見るに忍びないほど厳しい状態であった。それだけに強い魁皇の相撲をみていると嬉しくなる。最後までこの調子で頑張ってほしい。
これは昨年11月20日永田町徒然草No.255で私が書いたことである。魁皇はこのところカド番とカド番脱出を繰り返してきた。この九州場所はカド番だった。魁皇は進退をかけて臨むといってきた。魁皇は、福岡県出身である。会場の大相撲ファン、魁皇ファンの熱烈な応援を受けながらやってきた。あと一勝なのだが、これが大変である。昨日が横綱白鵬で、これに敗れた。今日は大関琴光喜である。千秋楽は、多分好調の大関千代大海であろう。魁皇の健闘を祈らざるを得ない。
この3連休の間、多くの国会議員が地元で多くの会合をこなし、支援者の声を聴いて来週国会に集まってくる。来週から新テロ特措法案の審議がいよいよ始る。額賀財務大臣にまつわる“疑惑”も、来週中には黒白を着けなければならないだろう。この国会の延長された会期が終るまでの20日間が非常に大切である。自民党や公明党が衆議院で新テロ特措法案を再議決するにせよ、やるべきことをよほど完璧に行っていないとそう簡単なことではない。再議決を少し簡単に考えてようだが、そういう次元の問題でないことに気が付いていないようである。下手をすると国民の決定的反発を招くことになるのである。
それでは、また明日。