強大な“極右政党”が、支配する日本。右翼反動勢力が跋扈したこの間の国会の姿を国際的に見ると…。
17年06月15日
No.1912
安保法制の成立の過程を目撃した者として、テロ等準備罪(共謀罪)の成立は単純に予想される事であった。だから、私はこの問題に触れなかったのだが、それにしても物には手順というものがある。法務委員会の採決を跳び越えて、いきなり参議院本会議で可決・成立させるとは、あまりにも酷過ぎる。右翼反動勢力の跋扈、ここに極まれりだ。
エマニュエル・マクロン 第25代フランス大統領
右翼反動勢力とは、自民党・公明党・日本維新の会・日本の心などの、政党の連合体である。国際報道などで、“極右政党”と呼ばれる政党がある。有名なところでは、フランスの国民戦線だ。かなり話題となったが、マクロン大統領の誕生により、ほとんど存在感がなくなったようだ。トランプ大統領を誕生させた政治集団なども、共和党の仮面をかぶった極右政党といって良いのだろう。
現在の日本は、国際的にみれば強大な“極右政党が支配している国なのである。極右政党が支配している日本に、世界の信用が集まる筈がない。世界は、リベラルな風潮が圧倒的だからである。安倍首相を何となく支持している国民、マスコミに出て安倍政治にいい加減なコメントをする評論家の類は、この単純な事実を知っているのだろうか。こういう者たちが、亡国の日本を作っているのだ。
今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。