熊本地震の被災者に思いを致す。
16年04月16日
No.1822
平成28年熊本地震の発生から、間もなく48時間 ─ 2日となる。第一報があった時、私はあるテレビドラマを見ていた。それ以来、私は止むを得ない場合を除き、テレビの報道をずっと見ている。いや、見らずにはいられないのだ。被害は甚大であり、一向におさまる気配がない。夜を迎えたが、被災地では雨が降り出したという。それも、かなりの雨だという。亡くなった方々に、心からの哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げる。
平成16年10月23日に起こった新潟県中越地震の時、私はそのど真ん中にいた。報道でも触れられているように、どちらも内陸型の直下型地震だ。報道を見ながら、私が体験・見聞した中越地震の記憶を思い出され、被災地で起こっている事態に思いを馳せていた。だから、一夜明けた15日の朝からの報道は、ほとんど私が想像していた通りだった。
しかし、今日(16日)未明の“本震”が起こった時から、事態はまったく一変した。だいたい、“前震”とか本震などという言葉を聞くのは初めてだ。私が体験・見聞した中越地震よりも、規模が大きな地震と思料される。しかし、地震や災害の規模の大小を云々することには、意味がない。被災者が蒙る被害や痛み、悲しみは、同じだからだ。そのことに思いを致すと、私の胸は張り裂けそうになる。
今日は、このくらいにさせて頂けないだろうか。それでは、また。