風邪をひいて気が付いたこと
15年12月20日
No.1801
早々に、風邪を惹いてしまった。土曜日は、事務所に行くのも勘弁してもらった。たかが鼻風邪であるが、体調全体がやはり良くない。せっかく自宅にいるのだから、永田町徒然草を早めにupdateしようと思ったのだが、結局はいまになってしまった。大勢の人に向かって何かを書くというのは、やはり、気迫というものが必要なのである。
“気迫が必要?”と怪訝に思う方も多いだろうが、現在の政治情勢は、とにかく異常なのだ。この異常な情勢と向き合うこと自体、気迫がないとできないのだ。さらに、なぜ異常な事態に陥ったのか、そこからどうすれば立ち直れるのか等を論じるには、気迫と勇気が必要なのである。政治的論述とは、そういうものである。
この間、仕事が終わると真直ぐ自宅に帰っていたので、普段よりニュースや報道を多く見た。それだけに、私の思いは高まるのだが、それらについて論述を加えるとなると、大変なことになる。「健全な身体に、健全な精神が宿る」である。やはり、健全な身体をもたないと健全な政治活動もできないのであろう。お互い、健康にはくれぐれも気を付けたいものである。
こう書いて、ふと気が付いた。世界全体の政治情勢が異常なのは、世界全体の健康状態がおかしくなったところに原因があるのではないか。世界全体の健康状態がおかしいとは、詰まるところ、世界全体の経済状況が健全でない、ということである。わが国で問題となっている不健全な経済状況は、その実、わが国だけではないようだ。同じような問題が各国で起こっており、問題となっている。
これを突き詰めていくと、金融資本主義経済が惹き起こす問題なのではないか、という大きな問題に逢着するような気がする。既にこのような議論をしている向きもあるが、遅ればせながら、私もこの問題について本気で勉強しなければならないようだ。少し風邪を惹いただけでも永田町徒然草一篇を書けないのだから、健康には、本当に気を付けなければならない。
今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。