10月8日に開催された二つの集会
15年10月12日
No.1787
先の永田町徒然草で、私は、与党共闘を成功させる基本を述べた。実は、10月8日の夕刻、私はある集会に参加した。しかし、同じ日に、同じような趣旨の集会も催されていたのだ。ひとつは、今回の全国的な運動の原動力となった「安倍内閣退陣!総がかり行動実行委員会」が主催した集会。
もうひとつは、「AJPCオールジャパン : 平和と共生決起大会」であった。前者の集会が催されるとは、私は知らなかったので、後者の集会に参加したのである。
この外にも、同じような趣旨の集会があったのかも知れないが、これらの集会の特徴は、インターネットで知る以外に、特別な参加の呼び掛けがないことである。もし、「安倍内閣退陣!総がかり行動実行委員会」からの呼び掛けがあれば、私は躊躇なくこちらの方に行ったであろう。時間が許せば、双方に参加さえしたであろう。これまでも感じてきたのだが、安倍首相が進めることに反対する陣営の広報活動を、もう少し一本化するという課題があると思う。
この永田町徒然草で、わざわざ二つの集会の模様を紹介するのは、読者の中でも、多くがその中身を知らないと思うからである。それぞれ約2時間の映像であるが、それらをじっくりと見ると、これからの運動の方向が見えてくると思う。秋の夜長に、ぜひ、読者諸氏に、それぞれの発言者の思いを聴いてもらいたい ─ そう切望する。その一言一言に、私たちが目指すべき行動のヒントがあるからである。
今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。