安倍:こりゃもうファッショだぜ。
15年03月14日
No.1740
3月1日の永田町徒然草から、半月経った。この間、インフルエンザに
前号で問題とした「海外紛争(戦争)に対する自衛隊の後方支援に関する恒久法」の制定が、いよいよ具体的・本格的になってきた。こんなものが出来たら、憲法9条など全面否定されることになる。訳が分かったような、自民党と公明党による与党協議なるものが始まっているが、彼らは、憲法9条の意味が全く分かっていないのだ。この法律案に対する対応で、論者の憲法9条の本音が分かってくる。
安倍首相とその仲間がいまやろうとしていることは、実に恐ろしいことばかりだ。戦後、わが国が曲がりなりにも歩もうとしてきた“自由の道”が、次々と否定されようとしている。国民は、わが国から自由主義的な制度と気風がなくなっても、本当に良いと思っているのか。自由がなくなった時、わが国は進歩・発展する力を失い、国民は、確実に不幸になっていく。
安倍首相とその仲間は、この日本という国をメチャメチャにしている。批判能力を失ったジャーナリズムと、権力に擦り寄るマスメディアの横行で、彼らはやりたい放題だ。歴史を少し知っている者ならば、わが国の今の政治状況をファッショというだろう。国民は、骨太の思想で武装しなければならない。時が来たならば、断固として立ち上がらなければならない。その時は、そう遠くない。
今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。