強い者ほど謙虚
15年01月07日
No.1730
今日、民主党の代表選挙が告示された。もちろん、私は投票権など持っていないし、立候補している3人の候補者との付き合いもない。従って、取り立てて言及する義理はない。しかし、民主党が野党第一党であることは、事実である。だから、無関心という訳にはいかない。
今回の代表選の争点は、民主党をどう立て直すかのようである。しかし、多くの人々にとって、民主党が何をどう立て直すかということなど、あまり関心はないのではないだろうか。民主党が自公“合体”政権とどう対峙する覚悟なのかこそ、多くの人々が注目していると思う。
その場合、民主党だけで戦える訳がない。野党をどうまとめて自公“合体”政権と戦おうしているか、を明らかにしなければならない。とてつもない名案など、ある筈がない。すべては、これからの課題であろう。ただ、ハッキリしているのは、自公“合体”政権と断固として戦うという決意と、そのために野党第一党としてどう対応していくかということである。
自公“合体”政権と戦わない民主党など、何の意味もないし、存在価値もない。そのためには、野党全体をまとめる力がなければならない。そして、野党全体をまとめるのに必要なのは、実は謙虚さなのだ。強い者にこそ、謙虚さが求められるのだ。いや、強い者だけが謙虚になれるのだ。自社さ連立政権を作った経験から言って、私は、それだけはハッキリと断言しておく。
今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。