700万ヒットに寄せて
14年11月11日
No.1703
今日か明日中に、当白川サイトのホームページにあるアクセスカウンターが、700万ヒットを超える。サイトの開設者として、いささかの感慨がある。いつも言っているように、ホームページから白川サイトにアクセスする方は、わずか13%に過ぎない。従って、当サイトの開設から累計では、5300万(700÷0.13=5384)の方々からアクセスして頂いたことになる。もはや10年近く選挙の世界から身を引いている一個人のWebサイトに、これだけのアクセスがあることに、私は身が引き締まる。これまでアクセスして頂いた方々に、心から御礼を申し上げる。
私の政治的立場は、永田町ではいまや“絶滅危惧種”となった「保守リベラル」である。私は政界に身を置いた時も、政界を離れてからも、一貫して保守リベラルであった。そして現在も、そのような立場から現在進行している政治に対して、論評を加えている。もちろん、当サイトの“売り”は、永田町徒然草である。いまや、マスコミは言うに及ばず、ジャーナリズムの世界においても、保守リベラルの論説は極めて少なくなってきた。それが、当サイトに多くの方々がアクセスして下さる理由なのではないか。
永田町では、保守リベラルは極めて少数派となったが、多くの国民が求めているものは、保守リベラルの潮流である。それは、私の勝手な思い込みではなく、リベラル=自由主義というものを極めれば極めるほど、そのような確信がもてるのである。そして、多くの国民が保守リベラルを求める最大の原因は、70年近くわが国に君臨している日本国憲法の力なのである。
安倍首相を筆頭とする右翼反動勢力は、リベラル=自由主義を抹殺しようとしているが、日本国憲法がある限り、それは簡単なことではない。だから、右翼反動は憲法改正を主張するのである。しかし、その壁は高く厳しい。だから彼らは、言論そのものを圧殺しようさえしている。彼らは言論の根幹である“文化”すら破壊しようとしている。最近のマスコミは堕落し、右翼反動のお先棒を担ごうとしている。最近私が文化というものに着目して、わが国の在り様に注意を喚起している理由も、そこにある。
インターネットというものがなければ、現在の私に、保守リベラルの主張を展開する場所はない。当サイトを開設して15年近くになるが、私は、貴重な武器を手にしたことになる。政治は、言論を武器とした戦争である。文化と文化の戦いである。文化と文化の闘いは、量よりも質である。現在は右翼反動勢力が権力を持っているが、私たちにはインターネットという武器がある。私は、これからも国民と共に、保守リベラルの立場から一所懸命に発言していく決意である。これからも当、リベラル白川ネットWebサイトへのアクセスとご支援を、心からお願いする。
それでは、また。