600万ヒットの御礼
14年04月04日
No.1662
平成26年4月3日から4日へと日付が変わる頃、白川サイトのアクセスカウンターが600万ヒットを超える。500万ヒットを超えたのは、昨年の11月9日であった。丁度、国家機密保護法案に対する関心が高まり、批判の声が強くなり始めていた時だった。国家機密法案については多くの国民が反対したが、結局のところ、同法案は衆参で可決されて法律となった。しかし、修正に修正を重ね、満足な法律とはいえないシロモノになってしまった。
この間わずか5ヶ月だが、実にいろいろなことがあった。4月1日から、消費税の税率が8%となった。今回の消費税の税率アップほど、政治的におかしなものはなかった。もちろん、民主党の裏切りによって可能となった税率アップだが、その代償として、民主党は立ち上がれないほどの壊滅的ダメージを負った。国民が期待を託せる野党は、わが国から無くなってしまった。こんな事は、戦後の歴史でなかったことである。結果として、戦前のような右傾化・反動化が急速に進んでいる。
その象徴として、安倍内閣は憲法解釈を変更して、集団的自衛権の行使が行えるようにしようとしている。集団的自衛権の行使が認められるか否かは、YesかNoの二者択一である。“限定的ならば、集団的自衛権の行使は認められる”などという珍説は、法律論としてあり得ない。最近の自民党は、原理原則を
政治的なWebサイトとして、白川サイトのアクセス数は決して少ないものではないであろう。マスコミのいい加減な報道の前では、私たちの努力など役に立たないかもしれない。しかし、私たちがやっている小さな試みは、決して無駄ではない。大河も小さな
その確信があるからこそ、極めて覚束ないが、私は永田町徒然草を書き続けるのである。多くの方々が拙い評論にアクセスして下さることが、私の励ましとなっているのは、事実である。これからも、できるだけ適切な時期に、適切なテーマについて書いていくつもりだ。どうか、変わらぬアクセスをお願いしたい。言葉足らずだが、以上をもって600万ヒットの御礼とする。
それでは、また。