夜の街が…。
09年10月29日
No.1329
永田町の政治が動いているようである。白川サイトのアクセスが増えているのは、多分そのためであろう。昨日、私は谷垣自民党総裁の代表質問を見たいと思っていた。事務所の私の執務室にはテレビが置いてある。だから見ようと思えば見れるのだが、来客が多く結局のところ私は見ることができなかった。あえて見たいとも思わなかったのだが…。
昨日書いたとおり私は森田実氏の喜寿を祝う会に出かけた。会場を間違ったため到着が遅れてしまった。いろいろと“面白いこと”はあったが、あまり感動的な出来事はなかった。森田氏に昨日の永田町徒然草のプリントアウトを手渡しておいた。
そう、政治は国会で動くものでも政治パーティで生まれるものでもないのだ。そんなものは浮いている氷山の上における出来事に過ぎないのだ。
氷山が浮いている海・潮流・海面下の動きが面白いのである。そこに政治があるのだ。私が取り組んでいる債務整理の問題の方が、現代社会のさまざまの問題がはるかにみえる。私にとってその方がはるかに参考になるのだ。森田氏のパーティの後に乗ったタクシーの運転手さんがポツリと言った。
「最近、なんだか夜の街が暗くなりましたよね。」
鳩山首相が“打ち出した”CO2削減に、国民が共鳴したために夜の街が暗くなったのではないらしい。要するに不景気のためだというのだ。そういえば確かに夜の街が暗くなった。
それでは、また。