日曜に考えたこと。
09年09月07日
No.1282
昨日の日曜日、私は午前10時過ぎに家を出て、午後4時頃まで気の向くままあちこちをブラブラ歩いた。青山近辺・表参道・原宿・明治神宮そして参宮橋近辺である。私が“健康生活”を送っていた時、嫌になるほどひたすらに歩いたところだ(笑)。
天気は文句なしの日本晴れ。原宿近辺は若い人たちで溢れていた。若い人たちの服装はなかなか粋である。たぶん自慢の服装をコーディネイトして、張り切って原宿に出かけるのであろう。ひとりで歩いている若い女性が多いのには少し驚いた。
少し汗ばむほどの暑さだったが、心地良かった。明治神宮では蝉がせわしく鳴いていた。まだ夏なのだ。しかし、夜になると秋の蟲が鳴いていた。晩夏であり、初秋なのである。台風12号がまた関東地方に向かっている。これが過ぎれば晴天が続くようだ。もう少し良い天気が続いてくれないと“豊かな実り”の恩恵に与(あずか)れない。食道楽としては困るのだ(笑)。
明治神宮では戦勝報告をした。賽銭も普段より多く上げた。今回の戦いには “神仏”の加護があった。必死に戦う者は、神仏に祈らずにいられない。勝っても負けても神仏の思召しと受け止めれば、政治家は謙虚になれる。勝った民主党にいま最も必要なものは、“謙虚さ”である。パフォーマンスは上手いし丁寧なのだが、私には慇懃無礼と感じられるものがけっこう多い。そんなものは、“謙虚”と無縁である。
参宮橋まで歩いたのでが、さすがに疲れた。このところかなり運動不足だからである。小田急線・千代田線・銀座線を乗り継いで自宅まで帰ってきた。なぜ運動不足なのか。それは早朝の永田町徒然草の執筆のためである。緊迫する政局に関することをそんなに簡単には書けない。ましてや永田町徒然草は最近では2万人近くの人々の目に晒されるのである。いい加減のことは書けない。これからは少し健康づくりのために時間を頂きたいと思っている(笑)。
昨日のような“お休み”が多くなったとしても、私の情熱や気概が衰えたものと誤解しないでいただきたい。民衆革命を成就させるためにはまだまだ多くの課題がある。政権交代は、ほんのその端緒に過ぎないのだ。革命とは社会全体を変えることのだ。いや“社会全体が変わること”こそ、革命なのだ。社会全体が変わるためには民衆も変わらなければならない。民衆が変わるためには質の高い政治宣伝が必要である。永田町徒然草の新しい役割はその辺にあるような気がしている。これはけっこう重い課題である。
それでは、また。