"縁(えにし)"は大切に。
09年09月05日
No.1280
あの歴史的な8・30から1週間が過ぎた。私はほぼ毎日“祝勝会”をやっていた。多くの人が“おめでとう、おめでとう”と言って事務所に現れた。いろいろな話をして、お互いの都合が良い場合には“夕方に、一杯やりましょうか”ということになる。親しい友人にも声をかけて数人の祝勝会となる。
苦労して目標を達成した場合には“祝勝会”、努力してもダメだった場合には“残念会”。私は酒をそんなに飲めないが、そういう会が好きである。ひとりで感慨に耽(ふけ)るというタイプではない。この週末には全国的に祝勝会や残念会が行われるのではないか。
土曜日だが私はいつものように今日も仕事である。仕事が終わったら、今晩は好きなことをしたいと思っている。この1ヶ月間、私は気合いを込めて永田町徒然草を書くために好きなことを慎んできたからだ。
特別国会の召集日は2009年9月16日だ。ちょっと間があり過ぎるような気がする。一日がとても長い。鳩山代表も間が持てないようで、閣僚人事などが少しずつ決まってくる。その度に大きく報道される。夢と現実は異なる。この世はすべてそうである。バラ色の現実などというものは、そんなにあるものじゃない。しかし、“何か起こりそうだ”という期待がもてる人事をしなければならないのだから、鳩山代表も大変である。
来週は国会に行ってみようと思っている。選挙で当選した友人には、“おめでとう”と心から言いたい。国会を去ることになった友人に会うのはつらいことである。そもそも会うこと自体が困難なのである。私にも経験があるが、落選した直後など誰にも会いたくないというのが本心である。こちらの方は、そこのところを考えて、丁寧に行うつもりである。政治的な生き方は違ってしまったが、一度結んだ“縁(えにし)”というものは大切にしたいと思っている。
それでは、また。