臍が茶を沸かす
09年08月01日
No.1244
昨日、麻生首相が自民党のマニフェストを発表した。「日本を守る、責任力」というのがそのタイトルだ。“責任力”というのは、馴染みのない言葉だ。最近“○○力”というのは流行りだ。人間力、思想力、構想力、候補者力などさまざまだ。何となく言わんとする意味は分る。イメージも分かる。しかし、責任力と言葉を聞いても、その意味が分からないし、イメージも湧かない。麻生首相や自民党がいうから特にそうなのかもしれない(笑)。
“臍(へそ)が茶を沸かす”という表現がある。麻生首相や自民党が“責任力”とは、まさに臍が茶を沸かすといわざるを得ない。たぶん国民の多くも同じ気持ちであろう。ほとんど誰も読もうとしない自民党マニフェストをマスコミがいま一生懸命に紹介している。だから、「マスコミは自公“合体”政権の宣伝機関と化している」と私は言うのである。そのような目でテレビをみてみると、腹が立つことばかりだ。
このような情報操作や策謀を打ち破るのは、インターネットしかないであろう。だから私も毎日こうして発信しているのだ。ご覧になるのも大変だと思うが、発信する方もそれなりに大変なのである(笑)。結論は決まっているのだが、それをいろいろな側面から論ずることはそれなりに大変なのだ。現代社会は情報が多い。下手をすると国民は健忘症にならざるを得ない。いや間違いなく健忘症に陥っている。倦まず弛まず自公“合体”政権の悪行を暴露・告発し続けなければならないのだ。今日はこのことだけ指摘しておく。
それでは、また。