毎日更新の苦労!?
07年02月08日
No.330
最近いろんな人に会う機会が多くなってきた。引き篭もりはもう止めて、できるだけ多くの人に会うように心がけているからである。インターネットをやる人には、毎日更新しているのでぜひ毎日みてほしいとその都度お願いしている。そんな関係で、私のWebサイトを毎日みている人ともけっこう会う。その方々は、口々に毎日更新するのは大変でしょうという。しかし、毎日更新すること自体は、実は何ともない。苦労は別のことにある。
私にとっての苦労は、その日その日に何をテーマとして選ぶかということである。テーマが決まれば、後は簡単である。私のWebサイトにアクセスする方は、昨日あったことについて白川がどのようにいっているかというところにいちばん関心があると思っている。私が森田実氏のWebサイトにアクセスをするときがそうだからである。ところが、忙しい日は、その日政治の世界で何があったか知ることができない。そうするとそのことは書けない。日々刻々の政治でなくとも、いいたいことは沢山ある。そのうちのどれを選んで書くことが多くの方々の参考になるのだろうかと考えると、これはけっこう難しい。
だから、眠りに就くとき、明日永田町徒然草に何を書こうかということはほとんど決まっていない。決まっていればその日のうちに書いてしまうことが多い。それがupdateの時間が比較的早いやつである。またupdateの時間の早いのは、明日忙しくて永田町徒然草を書く時間がないと思われる場合である。書くには苦労しないといったが、決められた時間内に書くことを私は好まない。少なくとも私が書いたものは、その日のうちに2000人近くの方々が目にされるのである。いい加減なことは書けない。いざ書き始めると数字や原典などを調べなければならないこともけっこう多い。時間が切られていると、それらを調べることができない場合もある。そういういい加減な仕事を私は好まない。
それならば時間がたっぷりある夜の内に書いておいた方がいい。updateの時間が午前4時とか5時というのは、そういう場合が多い。その日眠いことは確かであるが……。できるだけそれは避けるようにしなければならないと思っている。本日の永田町徒然草のupdateは午前4時前になるだろう。これはいままでちょっと纏まったものを書いており、それが完成せず、明日4時ころまでにはどうしても仕上げなければならないので、明日はこの仕事に目が覚めしだい没頭したいからである。時間はあるようだが、これも向かってみるといろいろと調べなければならないかもしれないからである。どうしても午後4時までには完成させなければならないのだ。だから寝る前にこれを書いているのである。
だからといって、いま書いていることはやっつけ仕事ではない。舞台裏というのか、台所事情というのか知らないが、前からこのことは書く必要があると思っていたからである。もうひとつは、できるだけ鮮度のいいものを書くために努力していることを理解してもらい、できれば私が書いたものを鮮度の良いうちにみてもらいたいと希望しているからである。私が書くものはそれほどたいしたことではないと思っている。しかし、時事に関するものならば鮮度だけはいいと思っている。それがインターネットの強みだ。インターネットのこの強みをできるだけ活かしたいと考え、毎日更新することを決めたのだ。いまのところ3ヶ月近く続いている。今後も多分大丈夫だと思っている。だから毎日が時事に関するものではないが、できればその日のうちにみてもらいたいのである。要するに、このことをいいたかったのだ。
それでは、また明日。
