ホームページの130万ヒットにあたり
07年02月03日
No.325
白川サイトのホームページにあるアクセスカウンターが今日130万を超える。思えばよくここまで来たものだ。私がWebサイトを開設したのは、1999年の12月だった。だから満7年になる。この7年間に実にいろんなことがあった。このWebサイトがどのようなものであったかは、現在でもだいたい追うことができる。それはそのまま私が歩んできた道でもある(更新をせず事実上休止していた時を含めて)。
私は最近アクセスカウンターにあまりこだわらない。理由はふたつある。ひとつは選挙というものを全然意識していないからであろう。もうひとつは、ホームページのアクセスカウンターというのは実際に何人くらいが私のWebサイトを訪れてくれたかを判断する上であまり参考にならないからである。Webサイトを開設している者は、誰でも自分が書いたり掲載したものを一体何人くらいが観てくれるのだろうかというに関心があると思っている。私のサイトは政治的なサイトであるから、一体どのくらいの人が観てくれるのかということは関心を持たざるを得ない。政治においては、数はやはりひとつの力である。
ところが、Webサイトにアクセスをした人が何人か、アクセスした人がどこをどの位観てくれたかということを知ることは、意外に難しいのである。お金をかければ詳しいデータをとることは可能なのだそうだが、わざわざお金をかけるほどのことではないと思っているので、只で得られるデータしかとっていない。それによると私のWebサイトにアクセスする人のうち、ホームページから入ってくる人は現在では15%前後しかいないのである。ではどのページから入ってくるかというと、圧倒的に多いのが永田町徒然草のページからである。そして新しく更新された記事だけ読んで退出する方が圧倒的に多い。常連さんの多くはこのようにしているのであろう。このような方が半分を超えている。この場合ホームページのアクセスカウンターはカウントしない。だからアクセスカウンターというのは、あまり意味がないのだ。
「忍び寄る警察国家の影」から入ってくる人がいまなお8%前後いる。これは検索エンジンなどから「忍び寄る警察国家の影」を見付け、アクセスしてくるのであろう。ある時Googleで「職務質問」と検索したところ、Wikipediaを超えてなんと「忍び寄る警察国家の影」が第1位であった。これには驚いた。職務質問を受けた人が、どうしても憤懣やり切れずにGoogleで職務質問を検索したところこの記事を見付け、アクセスしたのであろう。そういう人が多いから、順位が高くなったのだろう。それを機にその方が私のサイトの常連さんになってくれたかどうかを計るデータは残念ながらない。
私のサイトの特徴は、ヒット数が非常に多いということである。1日のヒット数が、7~8万ある。Webサイトのコンテンツが7~8万ダウンロードされるということである。Webマスターは最初からアクセスカウンターの数字ではなく、このことを重視しなさいとアクセスカウンターにこだわる私をたしなめてきた。最近では私もその意味をようやく理解できるようになってきた。それにしてもどうしてこんなにヒット数があるのか、実はいまもって正しくは理解できないのである。ありがたいことではあるが、私のWebサイトにそんなにみたくなるような記事があるとは自惚れてはいないからである。
このほかにもいろいろなデータがあるが、それらを総合すると白川サイトのアクセスの態様は次のようなものと私は判断している。この2ヶ月間くらい私が毎日更新していることを知っているので、毎日アクセスしてくださる方が1000人前後。毎日アクセスはしないが3~4日に1回はアクセスして下さり、そして3~4日分の記事をみて下さる方が1500人前後。1週間に1度位の割合でアクセスし、かなりあっちこっちをみて下さる方が1000人前後。どこかで私のWebサイトの存在を知り、アクセスしてかなりあっちこっちの記事をみて下さる方が300人前後。1日あたり1900人位の方がアクセスして下さる。永田町徒然草の記事は、時間差はあるものの3800人前後の方が読んで下さる。だいたいこんな状態と考えて、まず間違いないであろう。
以上のデータ・状態をどう評価するかは、人によって意見の分かれるところであろう。私としては感謝はしているが、満足はしていない。それはわが国の政治をめぐる状況がすごいスピードで悪くなっているからである。私はこれに歯止めをかけ、正さなければならないと考えている。そのために私がサイトで述べることを参考にしてほしいと思っているからである。私はできるだけ質の高いコンテンツを発信する努力をしていく決意である。私ができることはそれだけである。これを多くの人々に読んでもらえるようにするためには、多くの方々の助力を必要とする。このことにぜひお力を賜りたい。伏してお願いする次第である。
それでは、また。