月別アーカイブ: 2006年12月
「侍立」ということをご存知だろうか。じりつ【侍立】――貴人のそばにつき従って立つこと(広辞苑)。私は2回侍立というものをしたことがある。自治大臣・国家公安委員長のときである。侍立と聞いたとき、私はこのことを知らなかった。宮内庁の役人が来て説明してくれた。天皇が外国の大使および公使を接受するとき、国務大臣がそばに立つことになっているというのだ。私は正装をして侍立という大役に臨んだ。……
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12月22日 またまた職務質問に!
No.284
昨日、また渋谷で職務質問に出合った。一昨年に続いて2度目だ。いい加減にしろといいたくなる。今回の状況を詳しく述べる。昨日午前10時ころ、年賀状の印刷を依頼するために渋谷の印刷屋に行った。午後2時ころには出来上がるので校正をしてもらいたいというので、また来るのも時間の無駄になるので午前11時ちょっと過ぎに友人とハチ公前交差点に面した有名なうなぎ屋に入り、昼食をとった。美味しいうなぎを食べた後、ランチタイムは禁煙だというので近くの喫茶店に行こうとしたところで、二人の警察官に呼び止められた。……
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12月20日 公(おおやけ)とは何か。
No.282
教育基本法と防衛省設置法が可決成立した翌日の朝日新聞朝刊の見出しである。ここでは両法案の是非については書かない。興味ある方は、教育基本法については永田町徒然草No.254、防衛省設置法については同No.265をご覧いただきたい。ここで論じようとすることは、個と公の関係である。「『個』から『公』重視へ」という見出しは、「個」と「公」が対立することを前提としてはじめて成り立つ。多くの人々が、朝日新聞と同じように個と公は対立するものと考えている。果たしてそうだろうか。……
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12月09日 憲法行脚の会
No.271
永田町徒然草No.267で「インターネット・サーフィンなどで政治的な会合を見て参加することが可能だったら、ぜひ実際に行ってみることをお勧めする。自分としても得ることが必ずあると思うし、こういう会に参加することは主催者をおおいに勇気付けることになるからである。またこれにより新しい連帯が生れるかもしれない。いまわが国には、それが必要なのだ」と書いた。本当は昨夜中にちょっとやりたいこともあったのだが、こう書いた手前もあるので 「憲法行脚の会」 主催の講演会に行ってきた。……
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12月05日 解題――憲法改正問題講座
No.268
憲法改正問題講座2を掲載した『月刊マスコミ市民』が発売され、これをすぐにupdateした。本来ならば雑誌に掲載したものを即Webサイトに掲載することは信義に悖(もと)ることなのである。なぜならばそれを許すとその雑誌が売れなくなるからである。しかし、今回はそうすることを承知してもらって上で、私は執筆依頼を受けたのである。だからすぐにWebサイトに掲載できるのだ。しかし、いま出版業界は苦しいのだ。Webサイトで私の拙稿を読んでも、私の主張を載ってくれる『月刊マスコミ市民』を応援する意味でこれを購読してもらえるならばこれにすぐる喜びはない。……
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