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■2001年6月19日 国会TV(CS) 21:00~22:25■ 国会TV政治ホットライン 白川出演・熱談 |
国会TV田中社長の手馴れた進行で進んだ番組… |
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田中)
小泉人気が異常ですが… 白川) 中曽根人気は一年半、細川人気は一年もった。でも、小泉人気は半年でしょう。 |
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久々に、パフォーマンスができる土壌ができ、そこにパフォーマンス政治家が出てきた、という意味で支持を集めている。 | |
一番人気のある小泉さんを三着にして、人気のない小渕さんを一着にしたあたりから、もう自民党らしくなかった… 80%以上という支持率も、何かオカシイと皆が思ってる。お陰で本が売れて、かえって良かったのかも… |
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人気のある人を集めて内閣を作っただけ。問題は、派閥を解消するかどうかで、自分が派閥を抜けて森さんを後に据えたんでは、解消と言えるシロモノじゃない。 土井さんが長くしろと言った党首討論でも、30~40分が限度と、言ってはならんことを言った。それは国会で決めることだ。 |
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道路財源を見なおすというだけで大革命だなどというが、あれはもともと大蔵省主計局が使わせてくれと昔から言っていたもの。だが、税のリクツを考えるとできなかった。 小泉さんは郵政大臣だったのに、その任期中に郵政民営化ができなかった。序々にやってゆきましょうというのは、私たちが決めたんだ。
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ジャーナリストは、批判すべきを批判しなくてはいけない。ガソリン税も、軽減するのか、それとも用途を変えるのか、根幹を総理が決めなくては、いくら議論しても仕方がない。 | |
田中)
外交問題で外交官が多いという論議がありますが… もともと日本の外交官は少なかった。僅か3000人だったのを、軍備ができないのだからと外交に頼るべく序々に増やして、ようやく5000人規模になった。 |
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以下、白川・視聴者電話に答えて)
石原さんは、私の自由主義とは違う方向─国家主義的だと思う。憲法改正でも、小泉さんとは昭和50年初当選のときから知っているが、その口から憲法の話を聞いたことがない。 靖国参拝発言に関して) かつて中曽根首相が唯一、神道とは違う方法で公式に参ったが、神道側からも問題にされるなどした。外交上も大変問題になり、調査会を作った。以後、二度となかった。 |
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細川内閣時代の反自民プレッシャーはすごかった。私は自由主義をやりたかった。しかし、自民党には全体主義が良いという人もいる。他党と組んで、益々おかしくなった。 二大政党という時、(ヨーロッパの例をみても)そこには自由主義と社会主義という考え方がある。自由主義と国家主義に中道派を加えて、三つの考え方において、看板に偽りのない政党でなくては、国民は選びようがない。 |
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*─と、これまでになく熱心かつ丁寧に視聴者の質問に答えた白川でした。 |
多くの方の期待のお電話、ありがとうございました。
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白川勝彦OFFICE
katsuhiko@liberal-shirakawa.net