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白川・上柳 放送対談中の表情写真

ごごばん! デイリースペシャル 〜法律クリニック〜 2012年5月29日 火曜日 (第66回)

テーマ
「交通事故に遭い、現在通院中ですが、慰謝料はどのくらい出るのでしょうか?」

話者名話の内容
上柳毎週火曜日この時間「ごごばん!法律クリニック」。ラジオの前の、あなたの法律の問題についてお話を伺います。スタジオには、白川勝彦法律事務所所長、弁護士歴40年、お馴染み白川勝彦弁護士です。宜しくお願いします。
白川どうぞ宜しく、お願い致します。
増山宜しくお願いします。
話者名話の内容
上柳今日は、こういうご相談もあるなぁ、と思いました。タケルさん37歳、男性からの、このメールです。
増山
先日、仕事中にタクシーに乗っていて、交通事故に遭ってしまいました。事故の時に首を強く打ってしまい、現在通院していますが、慰謝料は一日どのくらい出るのでしょうか?
上柳交通事故ですから、治療費等々は保険でカバー。慰謝料というのは、一体どういうことになるんでしょうか。宜しくお願い致します。
白川これは、必ず問題になりますね。もうひとつ問題になるのは、だいたい交通事故の場合は強制保険とかに入っていますから、障害を負ったわけですから、治療することはあんまり争いはないんですね。保険からも出ますので。問題は、逸失利益ですね。事故に遭うと、仕事だとかそういう面に支障が出てきますよね。そういうのを、逸失利益と言います。
上柳本当だったら得られた収入が得られなかった、じゃないかと。
白川過失ですけども、怪我を負ったわけですから、体は痛いし、そういうのが慰謝料と言われるわけですね。
それからもうひとつ、交通事故の場合によく注目するのが、慰謝料なんです。病気は治ったけど、元に戻らなかったと。後遺症が残ったというような場合の逸失利益はどうなのか、慰謝料はどうなのかというようなことが、交通事故で問題になります。
弁護士の出番だという時がありましたね。私が弁護士になりたての頃ですから、昭和40年代かな? 交通事故をめぐる問題で、至るところに訴訟がおきていました。
上柳交通戦争なんて言葉が出来た頃ですよね。
白川当然事故は、いっぱいおきましたから。そういう中で、色んなケースで判例というのが出来るわけです。その判例を保険会社は集約して、大体こういう場合はいくらくらい、と。裁判所が言ったからということで、かなりまとめてあって。
ですから、保険会社の方が、どうせ裁判おこされても払わなくちゃいけないんだから、だいたい、交通事故は保険会社が出てきて、『このくらいでどうですか』と。
上柳『今までの裁判では、これくらいの金額でしたよ』と。
白川どうしても、判例ですから色々あるんですが、その場合は、安い方を…保険会社は金を出す方ですから、持ち出す会社もありますので。
ですから、結論から言いますと、保険会社が出した額が、あくまでも裁判例ですし、中には安めに言う保険会社もありますから。それで納得できるのであれば、示談したっていいと思いますが、納得できないと思ったら、弁護士に相談した方がいいと思います。
私のように債務整理を専門としている弁護士もいますが、同時に交通事故関係を専門にしている弁護士さんも、結構おります。やっぱり、そういう人の方が適切な処理ができると思いますので。インターネットなんかで調べれば、交通事故専門ということをうたってる弁護士さん、いっぱいいらっしゃいます。そういうところに相談した方が、いいと思います。納得できるかできないかというところが、一番大事だと思いますので。
私も実は、むちうちになったことがあるんです。弁護士になる前ですから…27歳の時でした。一ヶ月くらい入院しましたから、この人よりは、ちょっと重たいんだと思いますが。
上柳大変でしたね。交通事故で一ヶ月の入院となると。
白川退院した後も、2ヶ月間くらい治療を受けて。それで、治ったと思って示談もしたんですが、仕事を初めて一年後くらいでしょうか、実は、むちうちの後遺症と思われるものが出てきまして。それが、むしろ大変でした。
むちうちというのは、首だけじゃなくて腰も打たれるですね。そうなった後、腰がおかしくなってきて、それからめまいがしちゃったんですよ。寝ていても天井が回るというのは、その時初めて体験しましたね。立っていてめまいがするというのは分かりますけど、寝てたって天井が回るんですよね。医者にかかりまして、この治療は正直言って、かかりましたね。一年以上かかりました。示談にした後だから、請求することもできなかったし。ですから、医者に通ったんですが、一年間くらいしっかりと治療してもらって治ったんですが、体がなんとなく…自信が持てないんですよね。まだ27〜8歳なのに。『もう、こんなことは関係ないんだ、むちうちは治ったんだ』と、ある程度自分で思っちゃうとダメなんですね。やっぱり、そう思うまでには三年間くらいかかりましたね。
だから、むちうちになる人っていっぱいいますよね。たぶん、このリスナーの中にも、運転しながら聞いておられる方も多いと思うんですが。本当に、追突なんてのはよくあることですから。自分の経験を含めて、しっかりと、いい加減に軽く考えない方がいいよと、いつもアドバイスするんです。
上柳大したことじゃないですと言っちゃって、気も張ってるでしょうから。
白川私も、そう思っていたんです。
上柳しかし、交通事故の場合、しばらくたってから『あれっ?』という場合が多いというのは、よく言いますもんね。
白川外傷の場合は、そういうことはないんですけど、神経系をやられているわけですから、注意した方がいいと思いますね。
さて、話は別になりますけど、交通事故で相談に来られる方が多いんですよ。『先生、どのくらい賠償金もらえるでしょうか』と来るんですが、その中には、治療中の人もよくいるんですよ。まだ入院中だとか、まだ通院中だという人もいるんだけども。よく、私はそういう人たちに言うんですが…『医療費は保険会社が払ってくれるんだから、まず、病気をしっかり治しなさい』と。『お医者さんが大丈夫だと言うまで、しっかり治しなさい』と。『お金のことは、そのあとで十分ですから、まず怪我を、お医者さんの言うことを聞いてしっかり治しなさい』と。後のことは、弁護士に頼めばどうにでもなりますから。
また、治療経過というのが、我々が損害賠償とか慰謝料の算定とかする時に、非常に大事なものです。薬も毒だというくらいですから、お医者さんも、必要がない治療はしません。必要だと思う治療をするんだから、その治療経過というのが、逸失利益を算定するときに大事な要素になります。だから、まず、損害賠償の事なんか後でもいいから、体を治しなさい、と。その医療費については、殆ど争いが無いですから。
上柳ベットの中で自分ばかり焦って、治りが遅くなるのもなんですから、まずは体を治して、そこからでも十分時間はあるんだ、ということですね。もういま、全然大丈夫なんですか?
白川私はもう、基本的には大丈夫ですから。
上柳そうですか… お時間でございます。白川勝彦弁護士でした。ありがとうございました。
白川どうも、失礼しました。
増山ありがとうございました。

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