白昼堂々の30兆円の強奪。
08年04月30日
No.791
ついに4月30日が来た。昨日からガソリンスタンドには安いガソリンを求める国民が列を作っているという。今日は一日中タンクローリーが製油所からガソリンスタンドに向って疾走する。もちろん今日の夜もガソリンスタンドには車の列ができるであろう。50リットルで満タンの車で1500円くらい安いのである。昔、“パンが食えない”と庶民がいったら“だったらケーキを食べたら”といったのは、マリー・アントアネットであった。マリー・アントアネットは、断頭台の露と消えた・・・。
自公“合体”政権の政治家たちは、“粛々”と再可決するといっている。 なにが“粛々”とだ。4月30日が参議院に送付した日から「61日目」であるかどうかも疑わしい。しかも今日可決して、“即日公布・施行”するという。そもそも憲法に違反する暴挙である。再可決に必要な化け物のような議席は、郵政選挙という詐術的手段で詐取した議席である。こんど解散総選挙をやったら絶対に取ることができない議席である。どんなに長くてもあと1年4ヶ月しか寿命がない化け物が“ドタバタ”と力づくで、国民から30兆円の税金を強奪しようとしているのだ。
そして道路以外にも使えるようにしようとしている。こんどはマッサージ・チェアやミュージカルじゃ済まないぞ。こんどは60兆円(道路特定財源の10年分)が何に使われるか判らないぞ? 使途が限定されている税の方が国民にとってはまだマシなのである。いままでは道路以外に使えなかった。だから無駄使いがすぐにバレた。こんどは政治的・政策的な厚化粧を施せば、何に使っても悪事はバレない。ほとんどの人が道路特定財源の一般財源化に賛成といっている。これが30兆円(暫定税率の10年分)の強奪をやり易くしている。政党や政治家は、税の問題を知らないでは済まされない。
今日は法律の仕事を休みにして、朝から国会にいるつもりである。30兆円の強奪が行われようとしているのをこの目で現認するためである。自公“合体”政権の化け物のような所業をこの目に焼き付けておきたいのだ。自公“合体”政権の片割れである公明党は、公約違反という大罪を行うのである。自動車重量税の暫定税率の10年間延長も同時に行われるからだ。なぜマスコミはこのことに一言も触れないのであろうか。どうも怪しいぞ!? “即日公布・施行”というのもみておきたい。いろいろな化け物が跳梁跋扈している。なにが“夢か現か幻か”をこの目でシッカリ確認しておかないと、不埒者を処分するとき後味が悪い。野党が頑張れば、待ち時間が多くなる。時間があればら国会でupdateする。
それでは、また。