それにしても、まぁ、次から次と・・・・。
08年03月15日
No.739
昨日の午前6時25分に成田に着いた。従って昨日の永田町徒然草No.738の「160万ヒットに寄す」は、実はバンコクで書き、updateを予約していたのである。ひとつは実際にアクセスカウンターが160万を超える日にこれを書きたかった。しかし、もうひとつの理由がある。
それは無事日本に着いたとしても接続に自信がもてなかったからである。バンコクの接続は何とか上手くいった。しかし、同じ無線LANの自宅の装置が前のように動いてくれるという自信がなかったからである。その場合には、友人に来て貰わないと接続ができないのである。基本が分からないということは悲しいものである。自宅に帰って起動すると、出発前と同じようにスムーズに接続できた。これで“戦線への復帰(?)”は完了した。200万ヒット=政権交代を実現するためには、私がまず頑張らなければならない。
バンコクではNHKの国際放送しか見れなかった。NHKニュースも2時間遅れ(日本とタイの時差は2時間)で見れるのだが、それ1チャンネルである。普段は民放のニュースは大したように思えないが、NHKニュースだけしか見れないというのはやはり嫌なものである。大本営の放送などというつもりはないが、やはり複数の情報が得られないというのは嫌なものである。飛行機の中ではあまり休めなかったのだが、眠りながらNHKで参議院予算委員会の国会中継を聞いた。情報のギャップを早く埋めなければならない。
それにしても次から次へと重大な問題が起こるものだ。一時的ではあるが、円高で1ドルが100円を切った。宙に浮いた年金記録5000万件のうち、2025万件はコンピュータによる作業では特定困難だということが判明した。しかし、そんなことは原理的にいって無理だと私は昨年7月10日に指摘しておいた(少し長いが永田町徒然草No.483「安倍内閣不信任選挙!」参照のこと。特に後半の部分)。自公“合体”政権はIT・ITと口ではいうが、コンピュータができることとコンピュータができないことの区別が全然分っていないのである。
コンピュータができることと人間でなければできないことが分っていないのである。これはコンピュータが分らないのでなく、人間に対する正しい理解がないのである。自公“合体”政権は、人間に対する正しい理解がないということになる。人間に対する正しい理解ができないことは、政治にとって致命的欠陥である。舛添厚生労働大臣は頭が良いように思われているが、今回の件の言い訳を聞いていると出鱈目もいいところである。人間に対する深い理解と信頼そして愛情がなければ、政治を語る資格はない。この男も三白眼の大臣と同じように“ああいえばジョウユウ”の類である。
日銀総裁候補の差換え人事、底のみえない株価下落、道路特定財源の一般財源化問題、松島国交副大臣のしゃべり過ぎ答弁などいちいち挙げることはできない。それなのに福田首相の答弁と表情は、相変わらず“暢気(のんき)な父さん”風情である。こちらもあまりイライラせずに、じっくりと構えなければとても身がもたない。しかし、怒りは確りと腹に据えなければならない。昨日の私のお願いがさっそく効を奏したのか、昨日はいつもの20%増しのビジターがあった。読者を信じて一つひとつ駒を進めよう。
友よ 夜明け前の闇の中で
友よ 戦いの炎を燃やせ
夜明けは近い
夜明けは近い
友よ この闇の 向こうには
友よ 輝く明日がある <岡林信康作詞・作曲 「友よ」 >
それでは、また。