直感力=直観力
07年07月28日
No.501
世の中には本当に信じられないことがあるものである。今日中に私のホームページにあるアクセスカウンターが140万を超えることは明らかであった。昨夜、私は午前0時半にはベッドに就いた。今日は特別に忙しい日であり、朝早くから行動しなければならないからである。午前5時すぎに爽やかに目覚め、午前5時25分にホームページを見たら、なんと「1400000」であった。これには驚いた。そして私は吉祥を感じた。
私は今回の参議院選挙をWebサイトを通じて戦うことを決心した。選挙にいささかのインパクトを与えるものを書くということは、それなりの気合を入れなければ書けないものである。その気合が多少は通じたのか、選挙近づくにつれてアクセス数が増えてきていた。今回の選挙が終るまでに私のホームページのアクセスカウンターが140万を超えれば、この選挙は勝てると私は思ったのだ。ひとつの願を掛けたのである。この選挙の最終日の朝にそれを突破し、かつその1400000を私がゲットしたのである。これが吉祥でなくて何であろうか。
私がチェックしているサイトに江田五月参議院議員のサイトがある。ここにおもしろい記事があった。7月25日の江田五月活動日誌のからの引用である。この記事の自民党候補とは片山虎之助自民党参議院幹事長である。当方の女性候補とは姫井由美子民主党公認候補のことである。
9時前に初めて、自民党候補の街宣隊とすれ違いました。10台ほどの車列で、大名行列然としていました。本隊車の助手席に誰か座っているのですが、窓を閉めているため顔を確認できませんでした。後で聞くと、候補者は、車列の後方の車に居ましたが、窓を締めてゆっくりしておられたそうです。余裕なのでしょうか。当方の女性候補は、もちろん雨であっても窓は開け放ち、自らマイクを持ち、時には身を乗り出して、支持を訴えています。
江田氏は「余裕なのでしょうか」と婉曲にいっているが、私は片山氏が勝負を投げてしまったのではないかと感じるのである。岡山選挙区はまったく互角の情勢と報道されている。7月26日付けの『読売新聞』には次のように記載されている。
姫井由美子 48 元県議 民新・国民新党推薦
林 福治 69 市民団体代表 無新
植本 完治 48 共新
片山虎之助 71 自現・公明党推薦
北川 誠 43 諸新
姫井と片山が追いつ追われつの戦いとなっている。姫井は、街頭演説で知名度不足を解消しつつある。民主支持層の8割近くに支持を広げ、平沼丈夫・元経済産業相の地盤である衆院岡山3区でも片山に肉薄している。片山も緊急の集会を重ね、都市部を中心に支持拡大を図っているが、公明支持層の支持は5割強にとどまっている。
『読売新聞』の他の選挙区の記事から推測すると、世論調査の裸の数字では姫井候補の方がすでに片山候補を追い越しているようである。「知名度を解消しつつある」とは、知名度では片山候補に追いついたかほとんど同じということなのであろう。私はもう数ヶ月前に江田氏のWebサイトを通じて姫井氏を知ったのだが、そのときに“いいタマ”だなぁと思った。しかし、そのときは誰も歯牙にもかけていなかった。「姫の虎退治」というキャッチフレーズまで流行らせた。こうなると典型的な勝ちパターンなのである。それなのに車の中でふんぞり返っていたのではダメだ。姫井候補がきっと競り勝つと私は思う。
選挙戦最後の日だというのに、私はあえてふたつのことだけを指摘した。「一事が万事」という。ある現象(一事)から全体(万事)を大雑把に把握する力がないと政治家は務まらない。政治的な直感力とでもいおうか。この直感力(=直観力)は、修羅場を経験することによってしか身に付かない。上記のことはかなり特殊な一事(現象)にすぎないが、私の直感力(直観力)が間違っていないことを切に願っている。私は私なりにこの選挙を懸命に戦ってきた。また私のサイトにアクセスする方もきっと懸命に戦ってきたものと拝察する。明日は勝利の美酒に酔いしれたいものである。そのために今日一日頑張り抜こう!!
それでは、また明日。