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選挙中に武力衝突が起こったら、安倍首相はどうするのか。ハッキリと言明しておく責任がある。

17年09月24日

No.1934

北朝鮮情勢が、狂っている。アメリカと北朝鮮の指導者双方に、それぞれ原因がある。言葉の上だけの戦争だという人が多いが、私はあまり軽く考えていない。武力衝突や戦争になる可能性が、十分ある。これが、率直な北朝鮮情勢の現実である。こういう中で、わが国は米国と同じ立場に立っている。北朝鮮もそう考えるであろうし、国際社会もそう見るであろう。それを決定付けたのが、今回の安倍首相の国連総会での演説であった。外務省の罪は、重いぞ。

全てが狂っている中で、明日、安倍首相が衆議院の解散を表明するらしい。解散の理由のひとつに、北朝鮮問題があるという。また何らかの位置付けをしなければ、おかしいであろう。解散から投票日までに武力衝突があったら、安倍首相は、いかなる行動をとるのだろうか。少なくともそのことだけは、ハッキリと言明して欲しい。また、その責任がある筈だ。

安保法制の改定を踏まえても、現在のところ取り得る措置は、“専守防衛”しかないであろう。もし、それを超えるようなことをしようというのであれば、明確に言明しておいてほしい。これは、北朝鮮問題という新しい危機が持ち上がったのだから、安倍首相が解散総選挙に踏み切ったのは、仕方がない、あるいは理解できると主張しているすべての政党は、ハッキリと言明すべきである。これは、マスコミの責任である。

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

  • 17年09月24日 07時53分PM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

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