これはイケるぞ。いけ、米山隆一新潟県知事候補!!
16年10月10日
No.1869
私は、昨10月9日新潟に行き、先程、東京に戻り着いたところだ。今朝の新潟日報朝刊を、ホテルで手にした。新潟日報は、新潟県内で7割以上に読まれている地方紙である。その新聞が、一面トップで「森、米山氏が競る 態度未定4割」と打っていた。二面には「柏崎原発 再稼働反対が6割 知事選世論調査」という記事が掲載されていた。長い間、新潟県で政治活動をしてきた者の感覚で言えば、米山候補は、完全に“勝ちパターンに入った”と言える。
私は、昨日の午後4時頃から数か所で、米山候補と共に街頭演説をした。聴衆の多さにも驚いたが、もっと感動したのは、私たちが演説をしている前を通り過ぎる車から、熱心に手を振ってくれるドライバーが多かったことだ。私はこの7月にも、参議院議員候補者だった森ゆう子氏の応援に入ったが、率直に言って、その時よりも反応が良いのに驚いた。私の感触が間違っていなかったことを、今日の新潟日報の記事が裏付けてくれたという訳だ。
前号の永田町徒然草「新潟県知事選で信じられないことが起こっている」で述べたように、いろいろな問題は確かにある。しかし、政治と選挙にとっていちばん大事なことは、争われている争点である。東京電力の柏崎刈羽原子力発電の再稼働に反対という県民が、60.9%もいるという現実から出発することが、最も重要なのである。県民の現実の意識から外れて、政党や組織の利害や思惑で選挙戦を組み立てても、結局はダメなのである。
過ちを改めるに憚ること勿れ、だ。今回の新潟県知事選に関わってきた関係者は、これまでの経緯や面子に拘ることなく、ここは、米山候補の当選のために力を貸して欲しい。米山隆一候補と米山陣営で頑張ってきた人たちには、「米山候補は本当に“いいところ”まで来た。しかし、100里の道は、99里を以て半ばとする。勝利を手にする最後の最後まで、全力で戦ってほしい」、と激励と連帯の挨拶を贈る。読者諸氏の、あらゆる御支援を請い願う。
それでは、また。