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猛暑の中、いよいよ正念場となる。

15年08月02日

No.1766

連日の“猛暑日”である。夏には強い私だが、猛暑日が連日となると、さすがに疲れる。疲れるくらいならまだ良いが、下手をすると“熱中症”とやらになるという。このように暑い日は、白川勝彦法律事務所に出かけ、冷房の中で過ごすのが一番良い。先週から、参議院で安保関連法案の審議が始まったが、その殆どをテレビ中継で視ることができた。衆議院での審議は、あまり視られなかったのだ。

衆議院での審議をシッカリと視ていないので、ハッキリとは言えないが、質問自体は、参議院の方が良いように思う。それにしても、安倍首相を初め中谷防衛大臣の答弁は、あまりにもお粗末だ。昔ならば、こんな答弁では確実に審議ストップとなり、委員会の審議そのものができなかっただろう。しかし、何故か殆ど、審議ストップとならない。与野党の議席差が、昔に比べあまりにも大きいからなのであろうか。

YouTube画面

よく、“答えになっていない”と質問者がいう場合がある。一例だが、共産党の小池議員「潜水艦の魚雷の射程外は安全な地域であり、潜水艦攻撃をした戦闘機等が戻ってきて給油を受けて、また潜水艦攻撃を行う行為は、“武力行使”と一体となった後方支援である」という質問に対する中谷防衛大臣と安倍首相の答弁などは、酷いモノであった。こういうモノを、テレビで何度も放映してもらった方が良いと思う。審議拒否も、一概に否定されるものではない。

安倍首相自身、安保関連法案に対する国民の理解が十分でないと言っている。安倍首相も、答弁を通じて国民の理解を得たいと考えているのだろうが、安倍首相の“丁寧かつ親切”とは、何でも良いからテープレコーダーのように繰り返して答えればよいということだ、と思っているようだ。だが、それは生きた言葉のやり取りではない。それは、人間としての対話ではない。法案を通すための、単なる時間稼ぎに過ぎない。

安保関連法案の審議がこれからどうなっていくのかよく分からないが、これまでの審議・発言を通じて、自公与党の外に次世代の党と新党改革が、安保関連法案に賛成するのは明らかだ。それ以外にもおかしい党があるが、それらの党の帰趨は、その行動によって決まるであろう。安保関連法案に対する国民の反対は、広範であり非常に根強い。しかし、これらが法案否決の原因となるかと言えば、そう楽観はできない。

自民党や公明党がこのまま強行すれば、来年の参議院選挙等で大敗するであろう、という状況を作らなければならない。具体的に言えば、内閣支持率を20%前後に引き下げるべく、国会外の反対行動を大々的に盛り上げる必要がある。そのためにも、野党の大同団結が必要である。野党は、国会外の反対行動をSEALDsに依存しているようだが、野党自らも、街頭行動の先頭に立たなければならない。

気象情報によれば、今年の8月は、本当に暑いようである。その中で、私たちは安保関連法案に反対する戦いを行わなければならない。この戦いは、かつてない国民的な戦いになりつつある。さらに、愚直かつ淡々と戦わなければならない。その結果は、国民の命懸けの戦いによって決まる。私もその一員として、最後まで戦う。“心頭滅却すれば火もまた涼し”の心意気である。

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

  • 15年08月02日 03時29分PM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

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