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政教分離にけじめを。

09年08月26日

No.1270

汚辱の世界には魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈する。自公“合体”政権ができてから、マスコミや政治の世界にその傾向が顕著になってきた。長い間、国民は創価学会・公明党を胡散臭いと思っていた。彼らは多くの国民から警戒の目で見られてきた。しかし、自公“合体”政権が誕生してから専横に振る舞うようになった。そして多くの人々がこれを公然と批判することを止めた。その理由は那辺(なへん)にあるのか。

創価学会・公明党は批判する者に対して異常な敵意をもち、さまざまの攻撃を加える。その一方で、甘い蜜の匂いを醸しながら甘言を弄し籠絡を試みる。多くの人々が籠絡されたのは、彼らが胡散臭い存在なるがゆえに不気味だからである。空恐ろしいのである。自公“合体”政権の成立以後、実に多くの学者・評論家・コメンテーター・芸能人などが籠絡されてきた。そして自公“合体”政権の胡散臭さを隠蔽する役割を演じてきたのだ。マスコミなどを通じ、このような魑魅魍魎がいま最後の“ご奉公”をさせられている

“総体革命”を掲げる創価学会が籠絡を試みる対象は実に意欲的である。マスコミなどで高い評価を得ている人には、特に意欲的であった。優秀な専門家でも政治的音痴の人はけっこう多い。それは専門家の通弊である。自公“合体”政権の成立により、優秀な専門家を籠絡することが非常に容易になったようである。創価学会が発行する雑誌などの中吊り広告で、“何でこの人が…!?”というものを嫌というほど見せつけられてきた。

いま自民党の苦戦だけが報道されているが、公明党もピンチの筈である。都議選で自民党は惨敗したが、公明党は全勝した。総選挙で倒さなければならないのは、自公“合体”政権である。公明党は無傷だったという訳にはいかないだろう。公明党は8小選挙区で立候補している。ここでどういう結果がでるのか、私は注視している。基本的には自民党支持者が公明党の候補者に投票しなければ当選は覚束ないのだ。自民党は自民党支持者の票を固められないから苦戦しているのである。従ってこの8選挙区の自民党支持者が公明党候補にすんなりと投票する筈がないと私は考えている。

比例区選挙でも公明党は苦戦している筈である。公明党の主戦場は比例区だった。特に参議院選挙の比例区をもっとも得意としてきた。参議院選挙の比例区は全国を一つの選挙区としている。これに対して衆議院選挙の比例区は、11のブロックに分かれて行われる。すなわち参議院比例区に比べ、死票が出る比例選挙なのである。自公“合体”政権の悪行のツケで公明党票も減少するであろう。いっぽう今回の総選挙の投票率は上がるであろう。衆議院比例区で公明党が獲得していた議席はかなり減少する筈である。

今回の総選挙は、自公“合体”政権を倒すだけでなく、政教分離問題に一定のけじめをつける契機にしたいものである。幸福実現党の多数の候補者擁立も同じような問題と私は考える。賢明なる国民は賢明なる結論を出すであろう。

大衆は愚にして賢”という言を、政党も官僚も宗教団体もよく噛みしめなければならない。マスコミも同じである。マスコミが自公“合体”政権の傭兵であることなど国民はとうに見透かしているのだ。本来のジャーナリズム精神を思い起こして欲しい。そうしないとマスコミも大衆に見放される。現にそういう傾向は起こっているぞ!

それでは、また。

  • 09年08月26日 06時52分AM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

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