混迷の大本は…!?
09年07月03日
No.1215
今年の梅雨は、久しぶりに梅雨らしい。私は柄にもなく傘を持って出かけている。雨が降っているときに傘を持って出かけるのは当然だが、雨が降っていないときも、傘を持って出かける。帰るとき雨が降っていなくてもその傘を持って帰ってくる。一本の傘をまだ失くしていない。私にしては珍しいことである。
最近は透明のビニール傘が全盛である。私は肩幅が大きいので、あの透明のビニール傘を好まない。大きめの傘が良いのだ。大きめの傘も最近はずいぶん安くなった。1000円で買える。わずか500円の違いに過ぎないのだが、こちらの方はインスタント傘とは扱いが違ってくる。そんなに忘れなくなる。今朝は降っていないが、夜は雨らしい。しかし、今日は傘を持って出かけないで、大きな傘を買おうと思っている。もうひとつ事務所に置こうと考えたのだ。
“コウモリ傘”と“から傘”の話をしようと思ったのだが、バカらしいので止める。今日の昼食の時、若い人たちには話してみるつもりだ。最近いつ解散が行われるのか私は関心をもっている。いつも言っているように、解散の時期など大して重要なことではない。ここまで迫ってくると特にそうだ。しかし、夏はいろいろなことがある。その予定を入れる上で、解散が決まらないと実際問題として困るのだ。
それからもうひとつの理由は、解散を巡ってこれだけ混乱している実態は自公“合体”政権の本質を見究める上で、興味があると同時に重要だからである。小泉退陣後の政治の流れを振り返ってみると、自公“合体”政権には政権運営の大局観がなかったのだ。特に一昨年の参議院選挙の大敗後の行動は、完全に誤った大局観に基づいて福田首相と麻生首相を選出してきた。今日の混迷の原因はそこにある。このことを書き始めると、また長くなる。今日は問題提起だけに留めておく。
それでは、また。