バカらしき事もそれなりに…
09年06月28日
No.1210
今日は久しぶりのスケジュールのない日曜日である。スケジュールがないこととやるべきことがないはイコールではない。今日中にやっておかなければならないことは幾つかある。それをやり終えて自由に過ごすか、いろいろなことしながらやらなければならないことをやるか。それが問題だ(笑)。
今日書きたいことは特になかった。だから日曜定番の政治番組を何となく見ていた。相変わらずバカらしいことをさも重大そうに報じている。どこがバカらしかを論じることもバカらしい。無益である。来るべき選挙が“地方分権選挙”になるのではないかという人もいた。前回の“郵政選挙”の悪夢がよぎったのではないか。
しかし、そうはならない、と私は思っている。今回の選挙の争点は、「自公“合体”政権を倒すか、それとも自公“合体”政権を結局は認めるのか」の一点に絞られてくる。東国原宮崎県知事は無所属で立候補したが、その後は自公“合体”政権に擦り寄ってきた怪しげな人物である。橋下大阪府知事は、自公両党推薦で立候補し当選した人物である。お里が知れている。それに小泉首相とは役者が違う。
こういうギリギリのところでは、発言者の党派性を重視しなければならない。いや、発言者の党派性が明らかになってくるのである。発言者の本性が明らかになってくるのだ。そういう視点からみると、バカらしい番組だがそれなりの見所はある。見ていて無駄ではない。政治にとっては、森羅万象が興味の対象なのだ。今日はこんなところで留めておこう。
それでは、また。