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面白いお話(2日分)

09年02月14日

No.1083

昨夜は『必殺 仕事人 2009』(テレビ朝日)が放映されるので、9時少し前には自宅に帰ってきた。見ないからといって別にどうという番組ではないが、私は観ようという番組を増やしている。そして盛り場をホッツキ歩く癖を無くするように努力しているのだ。“いちパチ”ならそんなに金は要らないが、それでも負ければ数千円になる。テレビで見る分には電気代だけで済む。

『必殺 仕事人』は過去何シリーズも放映された。かなり評判のドラマだったようだが、当時私はこれを見ていなかった。私が『必殺 仕事人』に興味を持つようになったのは、1年半前くらいにパチンコの『必殺 仕事人』という機種に嵌(はま)ってからである。パチンコそのものにはそんなに嵌らなかったが、私は『必殺 仕事人』に興味を持つようになった。DVDなどを借りてくれば見れるのであろうが、私はパソコンでDVDを見ることができない。操作はそんなに難しくないのだろうが、そこまでして見たいとは思わないのである。

吉永小百合の液晶テレビを買ってから、「テレビ埼玉」略して“テレ玉”が見られるようになった。埼玉県の地域放送局である。このテレ玉で午前9時から再放送をしていた。見られるときには、これを見た。これは『必殺 仕事人 PartⅢ』であった。パチンコの『必殺 仕事人』は、これを基に作られている。パチンコで“パッパ、パーン”という音声を聞くにはたいそうなお金が掛かるのだが、テレビなら只でそれが確実に聞ける(笑)。

以上の記述はパチンコをしない人にはほとんど意味不明であろう。そんなに詮索する必要はない。『必殺 仕事人』など所詮は娯楽番組である。どうという話ではない。しかし、以下の記事(asahi.com2009年2月13日19時49分)は誰にでも分かるであろう。そして“笑っちゃう”であろう。これはもう漫画である。『必殺 仕事人』と同じくらい面白い。現首相と元首相がこんな掛け合い漫才をしているようじゃ、わが国もお終いである。そんな気がする。少し長いがぜひお読み頂きたい。事情があって、明日の永田町徒然草はお休みとする。

小泉発言「私に対しての叱咤激励だと…」13日の首相

【小泉発言】

――昨日の小泉元総理の発言についてですが……。

「はい」

――昨日、総理はよく聞いてないんであまりわからないと……。

「はい」

――おっしゃってましたが、改めて小泉元総理の一連の発言をどのようにお感じになりますか。

「あのー、私に対しての叱咤(しった)激励だと、そういうように感じましたけど」

――叱咤激励だというのは、かなりきつい表現だったと思いますが。

「叱咤激励で、優しい叱咤激励は叱咤激励とは言わないんだと思いますけど」

――小泉元総理が定額給付金について言及したことについて、中川財務大臣は「小泉さんも給付金に賛成したのになぜそう言うのか理解に苦しむ」とおっしゃっていましたが、総理はどのようにお考えになりますか。

「この定額給付金については、政府与党できちんと手続きを踏んで対応をして、瑕疵(かし)なくきちんと対応した話ですから、これが、なに、我々として、否決ということに参議院で仮になった場合、これは粛々として、3分の2条項を使わしていただくことになるんだと、そういうように思ってますけど」

――昨日の小泉元総理の発言を総理はご理解される。

「私は、3分の2条項を使われないというのは、私ども、私どもとしては、使わせていただきますということです」

【夕刊フジへの寄稿】

――総理は1年ほど前の夕刊フジへの……。

「お、来た来た来た来た。んー、んー。そういう話が来るという話だったんで、んー、んー」

――寄稿文で、国民生活に直結するような法律、例えば予算関連法案などについては与野党で徹底的に議論していくべきで、3分の2条項を使うにはなじまないものではないか、とお書きになっています。それでも、定額給付金は……。

「はい、今の話はこの記事ですね」

――はい、そうです。

「言われましたんで、読み直して見ましたんですけれども、一番最初に、まず3分の2条項に自主ルールをというのをきちんと最初に書いてあって、この3分の2ルールを使うにはこうすべき、こうじゃないっていうのをいろいろ書いてある。したがって、国として、きちんと対応すべき案件とか、迅速性を要求される、そういう案件は、3分の2条項を使ってでもきちんと対応するのが政治の役割と書いてあります。今、まさに100年に一度の危機と言われるほどの経済の状況としては、国としてきちんと対応すべきだし、迅速性が要求されていることも確かだと思っていますんで、あのー、今回の条項を、3分の2条項っていうのは明らかにそれに適合していると思いますから」

【郵政民営化】

――郵政の経営形態の4分社化についてですが、見直しについて、総理は衆院予算委員会で「改善されるものは改善されてしかるべきだ」というふうにお答えになっていますが、その考えは変わっていないですか。

「あの、郵政民営化の検討委員会を言っておられ、今やってんでしょ。そこで検討されて、その結果が、どういう答えが出るかということだと思うんで、そういうことでいろいろ、経営っていうのはいろんな形で、だってこれは、民営化した以上はやって良かったという結果を生まないと、国民にとっても、そこに働いている従業員も考えなきゃいかんよ。利便性が悪くなったとか、なんとか悪くなったとか、内容が悪くなったっていうんじゃ、それは民営化としてうまくいっていないんだから、だから、民営化した以上は、やって良かったという結論が出るようにしないと駄目なんだと。そのために民営化委員会で検討される。まあ、いろんな方が検討されるんで、私どもはその、なに、答申を受ける立場だと思います」

それでは、また明後日!

  • 09年02月14日 11時08分AM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

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