私の仕事始め
07年01月05日
No.296
昨日は全国的に仕事始めの日。私にとっても仕事始めの日であった。まず昨日は久々に朝7時に目が覚めた。前夜(?)に就寝したのは午前4時過ぎであるので爽やかな目覚めという訳にはいかない。だが、また寝たのでは午前10時に新橋で人と会うことになっているので遅れてしまうことも考えられるのでそのまま起きることにした。スッキリさせるためにもまず入浴するために風呂に入湯した。風呂ができあがるのに30分くらいかかる。その間朝の報道番組を見た。NHKのニュースと『みのもんたの朝ズバッ!』と見た。みのさんは今日はお休みだという。
とにかくみのさんはあっちこっちのテレビに出ている。ある週刊誌の見出しだが、日給2000万円・年収50億円とあった。松井秀喜も松坂大輔も顔負けだ。みのさんの本当の名前は御法川法男というのだそうだ。いまフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で確認したところだ。このことを実のところ私はかなり前から知っていた。それは秋田県選出の故御法川英文代議士から聞いたからである。私たちも御法川代議士のことをみのさんと呼んでいた。だから確かなことだろうと確信していた。みの代議士に懇請され、みの代議士の郷里――大曲の花火大会にも行った。みの代議士が自慢するだけあって、これは日本一の花火大会であった。御法川英文代議士は平成15年にガンで死去され、同年11月の総選挙でご子息の御法川信男氏が自民党公認候補の村岡兼冶(村岡兼造代議士のご子息)を破って当選した。この秋田3区も総務局長のときに自民党代議士同士の候補者調整をしなければならない選挙区であった。
閑話休題。温故の年賀状書きでかなり不摂生な生活をしたのとおせち料理の食べ過ぎで、このところちょっと体重が増えたような気がしていた。朝風呂で思いっきり汗をかいて体重計に載ったところ、案の定71.0キロあった。1キロ増えていた。今年最初にしなければならないことは、健康生活実践記で述べたような規則正しい生活を取り戻すことだ。12月はほとんど長い散歩をすることがなかった。家内などは最近「あなたはどうせリバウンドするわよ」と突き放した物言いをことさらにする。そうなってたまるかと、今朝も野菜てんこ盛りの朝食を作り、美味しくいただく。これを根気よく守っている限り、絶対にリバウンドはしないとの信念を私は持っている。
今日の朝一番の仕事は、年賀状の追加印刷を頼むことだった。朝9時になるのを見計って印刷所に電話を入れるが出ない。まだ早いからかと思い、その後何度も電話を入れるが結局昨日は通じなかった。もらった名刺には「土・日・祝祭日 休業」とあるので昨日はやっているとばかり思っていた。年末忙しかったのできっと特別休業なのかもしれない。これで昨日からまたやる予定だった年賀状書きはダメになった。しかし、これは仕方がない。今日また電話してみるつもりだ。やっていてもらいたいものである。そうすれば完全な休み明けとなる9日に年賀状を届けることができるからである。
本年初めてのアポイントは、時間通りに会うことができ実りあるものであった。11時過ぎには終ったので、新橋から日本橋まで歩いた。12時半からは家内の母と新年の食事会をすることになっていたからである。新橋から日本橋は地下鉄銀座線で二駅だが、最近このくらいの距離は時間があれば歩くことにしている。急いで歩けば30分もかからない。時間はたっぷりある。銀座を通り過ぎればそこはもう日本橋である。銀座通りをとおして歩くのは久しぶりのことである。銀座通りに面したところは全部といっていいほど店舗である。初売りはきっと2日だったのだろう。休んでいる店はほとんどなかった。店の入り口には立派な門松が飾ってある。
シャネル・ルイビトン・カルティエなどの外国のブランドショップにはさすがに置いてはなかった。外国のブランド品を売っている高級店は銀座にいっぱいあったが、ブランドショップそのものは以前の銀座にはなかった。これはここ数年のブランド品各社の経営戦略と聞いていたが、花のお江戸のど真ん中で目の当たりにしたのは初めてである。門松は置いてはいなかったが、クリスマス・正月用のデコレーションはあった。
これを写真に撮ったが、これを貼り付けられないのが残念である。今年の課題は写真の貼り付けや「即写寸言」を自分でupdateするようになることである。それも早急にだ。銀座4丁目の交差点に差しかかったとき新党日本の街宣車が停止しており、党首の田中康夫氏が演説をしていた。それを写真にぜひ撮ろうと思ったのであるが、街宣車のところに着いたときには田中氏の演説は終っていた。田中康夫氏はこの夏の参議院選挙の出るつもりだね。ひょっとすると都知事選かもしれない。
家内の母が新年の食事会に招待してくれたのは、銀座のホテルセイヨーにある吉兆である。母は正月の唯一の贅沢として、吉兆で正月料理をいただくのを楽しみにしているのだという。それに家内共々誘われたのだ。家内の母の楽しみにお付き合いするのも婿の務めである。しかも母には選挙の際いろいろと世話になっているから断れない。吉兆の料理であるから不味くはない。ビックリするほど旨いかといえば母には申し訳ないが驚くほどではない。
だいいち私には料亭趣味はぜんぜんない。これは国会議員のときも同じだった。料亭は所詮夜の会議室に過ぎないのである。一人3万円とか5万円する会議室はちょっと高すぎるとは思うが、秘密が保てる会議室というのはなかなかないのである。通信の秘密と同じで話が漏れることはもちろんダメだが、誰と誰が会ったかということが政治の世界では大きな秘密なのだ。ホテルの食堂(ダイニングといわないと笑われるか)などではこれは無理である。個室のダイニングもあるがこれはこれでけっこう高いのである。自民党は保守政党である。そうすると座って日本飯ということになる。
婿としてのお務めを果たし、3時からまた新しい仕事向きの人と会った。面白い話なので3時間くらい話をした。昨夜は新年会はなかった。家に帰り、朝作った野菜料理が残っていたのでこれと年越しそばの残りで夕食をすませた。昼飯がヘビーだったので夕食はこのくらいにしておかないといけない。9時からはテレビ朝日の『マグロ』とフジテレビの『佐賀のがばいばあちゃん』が同時に始まる。
どちらも見たかった。決めかねて両方を同時に見ることにした。CMが始まると別の方を見るという原始的なやり方だ。ところがCMになったのでもう一つの方に回すとそちらもだいたいCMをやっている。ストーリーの区切りがそんなに符合するはずがない。これは一種の談合ではないかと私はいつも思っている。行きつ戻りつしながら最後は『佐賀のがばいばあちゃん』の方に傾いていった。泉ピン子扮する「がばいばあちゃん」は、私の母などの生き方とそんなに違ったものではなかった。そこが懐かしかった。
しかし、睡眠不足だったのでベッドで横になりながら観たので論評は差し控える。『マグロ』の方は、もし今夜早く帰ってこれたら見ることにしよう。多分だめだと思うが……。今日は古い友人との久々の新年会なのである。ビデオがあるというじゃないかという人もいるだろうが、私はビデオの操作ができないのである。また居間のテレビのチャンネル権とビデオ権は完全に家内のものである。私の部屋にある古いテレビにはビデオは付いていない。
朝日新聞夕刊には「改憲、参院選争点に」、読売新聞夕刊には「改憲、参院選公約に」とあった。疲れていたので記事は読まなかったが、今朝年頭会見の要旨を詳しく読んでみた。いいだろう、この喧嘩買ってやろうじゃないか。そのための武器としてこのWebサイトを再開したのだ。私は全知全能を傾けて君と戦う! 君には憲法を云々いう資格はない。やれるものならやってごらん。君は必ず敗北する。これだけは自信をもって私はいう。一方で首相は、衆参同日選挙の実施は「現在のところ、まったく考えていない」と否定したともある。これは要注意だ。いまの自公政権には恥も外聞もない。何をしても驚いてはいけない。何でもありなのだ。同日選も視野にいれて私たちの戦線を整えていかなければならない。政治的には今年は大変な年である。
それでは、また。