ストップ the 安倍
14年12月02日
No.1712
衆議院議員総選挙が、今日、公示された。「伝家の宝刀だ。文句あるか」と言って、安倍首相は、大義も理由もない解散・総選挙の挙に出た。刀を抜いて斬り掛かられたら、諍いが嫌いな日本国民も、安倍首相と戦わなければならない。何のために? もちろん、右翼反動の安倍首相から権力を取り戻すためだ。安倍首相から権力を取り上げなければ、誇るべき美しい日本が滅ぼされてしまうからである。
これまで私は、安倍首相の危険性を、多岐に亘って批判してきた。公示の今日、いまさらこれを繰り返す必要はなかろう。アベノミクスの是非を問う選挙などではない。そもそもアベノミクスなど、如何なる実体もないモノである。実体のない幽霊みたいなモノの是非を問うこと自体が、無意味ではないか。問われなければならないのは、安倍晋三という総理大臣の存在そのものなのだ。
この2年間に安倍首相が現実にやってきたことと言えば、特定秘密保護法の制定、集団的自衛権行使の閣議決定、原子力発電の積極的推進政策、日中・日韓の友好親善関係の毀損など、挙げれば切りがない。地球儀俯瞰外交などと本人は悦に入っているが、わが国の国際的地位と国際的信頼は、近年でいちばん最悪である。一利を興すは、一害を除くに若かず。安倍首相こそ、まさにその一害なのだ。
マスコミを総動員しているにもかかわらす、「今回の解散・総選挙は、大義と理由がない」という意見が、国民の7割強である。安倍首相になってからの自公"合体"政権は、国民の6~7割が反対することでも、平気でやってのける。それを、これから4年も続けるために、信任して欲しいと言っているのだ。冗談は止せと、多くの国民が結集しつつある。覚醒した日本国民は、いま、結集しなければならないのだ。安倍首相という“一害”を除くために !
今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。