賽は投げられた。
14年01月15日
No.1633
平成26年1月14日、細川護煕元首相が都知事選への出馬を正式に言明した。私は、細川氏の決断を全面的に支持する。細かいことをゴチャゴチャ物知りそうに言う人がいるが、そういう人たちは要するに、自民党と公明党が支持する舛添氏を都知事にしたい人たちなのだ。舛添氏が都知事として相応しいというのならば、舛添氏のどこが都知事として相応しいのか、責任をもって説明して欲しい。選挙で強いということは、理由にならないぞ。
私は、舛添氏を人間として信用できないのだ。人間として許すことができない仕打ちを、舛添氏から受けた体験があるからだ。政治的人間としても、そうだろう。自民党が調子が良い時は自民党から出馬し、自民党が野党に転落するや、自民党を足蹴りにして出て行った。自民党は、舛添氏を除名処分にした。一度除名した人物を重大な選挙で推薦する自民党は異常だが、その自民党の推薦を嬉々として受け立候補する舛添氏の“政治的人間性”は、政治的にどう見ても異常だ。こんな人物を信用する方が、どうかしている。
政治とは、最後は人間が行うものである。人間性に問題がある政治家は、結局のところ選挙民を必ず裏切る。安倍首相や自公“合体”政権がいま行っているのは、口では上手いことを言っておきながら、結局のところ、日本国民への裏切りである。特定秘密保護法の成立過程でも、言多くして、結局は国民の声を無視して成立させた。原発問題でもそうだ。いろいろなことを言うが、再稼働に向って動いているのは明らかだ。「原発事故を経験しているから、日本の原発がいちばん安全だ」とは、盗人
今回細川氏を応援しようと集まる人々は、この1年間の安倍首相と自公“合体”政権の政治に、批判や怒りをもっている人たちなのであっる。安倍首相と自公“合体”政権は、彼らの政治的本質が右翼反動であるを明らかにしてくれた。この期に及んでも、まだ安倍首相や自公“合体”政権を支持するというなら、勝手にしたら良い。右翼反動の政治が、日本国民を幸せにする筈がない。細川氏支援に集まる人たちは、要するにアンチ安倍の塊なのだ。この塊は、必ず大きなマグマとなって爆発する。
いろいろと、言いたいことは山ほどあるが、今日現在言いたいのは以上の通りだ。細川氏の支援に集まる人々がアンチ安倍の塊だとしたら、安倍首相の支持率が本当に60%近くあるならば、最初から舛添氏の圧勝であろう。しかし、絶対にそうはならない。右翼反動の政治など、まさにアナクロニズム(時代錯誤)だ。細川氏も小泉氏も、そして私も決して若くはない。しかし、私たちの考えは、新しい明日を見ている。
今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。