計画停電!?
11年03月14日
No.1464
私は、今回の東北関東大震災に東京が直撃されなかったことは、幸運だったと思った。それは、自分がそこに住んでいるからだけでなく、東京の諸機能がダメになると、甚大な被害に見舞われた地域の救援や復興に大きな支障がでると思うからでもあった。しかし、東京都にもいろいろな影響が現に現れている。東京都でも計画停電が実施されるという。
まだ詳細は分からないが、停電になると、白川勝彦法律事務所の機能も大幅に低下する。その最大の要素は、コンピュータが使えなくなるからである。コンピュータが使えないと、白川勝彦法律事務所の仕事はほとんどできなくなるのだ。自家発電の機能などない。おんぼろビルなのであるから、仕方がない。しかし、1日に3時間程度だというのだから、工夫をすれば何とかなる ─ いや、何とかしなければならない。
それにしても、被災地では地震発生からずーっと停電となっている。電気のない生活を余儀なくされている。それがどんなものかを私たちが具体的に経験するために、計画停電も良いと思う。わが国を襲った未曾有の大震災に立ち向かうには、全国民が全力で協力しなければならないのだ。
しかし、東京電力にひとつだけ言いたいことがある。福島原発の事故を理由に計画停電しなければならないようでは、日本で最大の電力会社として、果たしてその責任を全うしているのかということだある。中部電力や関西電力と協力し合えば、何とかなる筈である。このような緊張感の無さが、福島原発の事故対応に見られる不手際の原因のひとつではないのか。これは、元衆議院商工常任委員長を経験した者としての苦言である。
インターネットは電気をあまり消費しない。携帯電話の不通は皆が体験したことだが、今回、私はできる限りTwitter や永田町徒然草で情報や意見を発信していきたいと思っている。兎に角、わが国の国民が一致結束してこの災害に立ち向かっていかなければならないのだ。そして、日本国民は必ずこの国難を乗り越えて往くであろう。
それでは、また。