その言葉、そのまま…。
10年03月18日
No.1425
自民党内に変わった動きがあると、白川サイトのアクセスが急に増えるのがこれまでの傾向だった。それは、私が元自民党代議士だったからであろう。実際に私は自民党の中でいろいろと“暴れて”きた。だから、自民党内の騒動の分析や予測について、それなりに自信があった。それほど大きく見間違ったことはないつもりだ。
しかし、今回白川サイトのアクセスの変化はごく少なかった。鳩山邦夫氏の離党についてニュース報道が連日繰り返されているが、多くの人々があまり関心がないからなのであろう。鳩山邦夫氏とは、30代の頃から付き合いがある。顔を合わせれば“やあ”という間柄だった。鳩山邦夫氏との付き合いは長いが、それ以上の関係になることはなかった。私と鳩山氏のタイプが違うからであろう。
鳩山邦夫氏が自民党を離党した。新党を作るという。どうも周回遅れの喜劇を見ているようだ。この男の行動は、いつもこうだ。与謝野馨氏や舛添要一氏の新党騒動も、周回遅れの行動のように思われる。鉄は熱い内に打たないとダメだ。三人の行動は、どうもそのように思われる。
これは、鳩山邦夫氏の自民党離党のニュースが流れた日に私がTwitter に書いたことである。鳩山氏が自民党を離党し、新党を結成するといっても私はあまりインパクトがないと最初から思っていた。鳩山邦夫氏という人物を、それなりに知っているからである。
現在では、鳩山氏本人の言動よりも与謝野氏や舛添氏の動向が喧しく報道されている。両氏とも鳩山氏と連動することがないようだ。
しかし、新党などということを最近言い出したのは舛添氏であり、与謝野氏であった。両氏とも鳩山氏を揶揄しているようだが、本当はそういう舛添氏や与謝野氏の“新党構想”が問われているのだ。他人に対する評価・言動がそのまま本人に返ってくるのが政治上の言動であるが、両人ともそこがまったく分かっていないようである。だから、舛添氏や与謝野氏の新党騒動も“周回遅れの行動”だと、私は言っているのだ。
それでは、また。