通常国会開幕。
10年01月18日
No.1396
昨日は、のんびりと自宅で過ごした。年が明けてから、私は非常に忙しい。訴訟の口頭弁論期日も先週から始まった。もっとも多いのは民事訴訟で、午前10時に開廷というものである。その場合、私は事務所に出ずに裁判所に直行する。民事訴訟の口頭弁論期日は、あらかじめ書類は出しているのでそんなに時間はかからない。「訴状陳述」とか「準備書面陳述」といって終わってしまうケースがほとんど。その間、数分である。その代わり、その書類を作成するのに時間がかかる。
今日から通常国会が始まる。この通常国会が終わると、参議院選挙がある。こういう年の通常国会は、だいたい激しい攻防があるのが通例である。民主党の小沢幹事長の元秘書であった衆議院議員が逮捕されたのだから、冒頭から激しい攻防があるだろう。波乱は必定である。これをどう乗り切るか、民主党の力量が試される。こんなことで民衆革命の成果を失われることになったら、何ともやり切れない。民主党がどう動くのか、注目していきたい。
BS放送では、海外のニュース番組が紹介される。どこの国のニュース番組でも、ハイチ大震災がトップニュースで扱われている。しかし、わが国のニュース報道番組では、扱いが極めて小さい。これは地理的・地政学的な理由によるものであろうか。1月17日は、阪神淡路大震災から15年経った日である。追悼番組はあったが、ハイチ大震災の番組はあまり見受けなかった。地震大国のわが国のメディアとしては、如何なものであろうか。全世界で起きる地震の10%が、日本列島およびその近辺で起こっているのだという。世界でいちばん地震に強い国でなければならないのだ。
ところで、大相撲が面白くなってきた。一敗の力士が数人いる。横綱の白鵬・朝青龍の優勝争いだけでは、面白くない。魁皇が幕内勝利数最多記録を更新している。魁皇が勝てば、日本記録の誕生なのだ。断トツの一人だけというのは、面白くないのだ。政治だってそうだろう。そもそも、一人で日本の政治を動かせる政治家など、滅多にいないものである。そのように仕掛けたがる人物は多くいたが…。しかし、そんなものは張り子の虎に過ぎないのだ。
それでは、また。