政権交代の願懸け!!
09年08月24日
No.1268
天変地異は自然現象だが、政治的な出来事や事件は自然現象と異なる。天変地異と政治的出来事の大きな違いは、誰かが仕掛けて仕掛けて仕掛けた上で、稀に結果として初めて起こるものなのである。
私は政治を志した時からいつも何かを仕掛けてきた。政治の世界の努力は、“賽の河原の石積み”である。努力したからといって、いつも報われるとは限らない。否、徒労に終わることが殆(ほとん)である。徒労となるかもしれないが、いつも挑戦はしなければならない。それが政治家の宿命である。
必ずしも当てのない闘いを強いられる者は、神仏に祈らざるを得ない。祈願するというより、己の意志と覚悟を神仏に誓うためである。己のやっていることを照覧あれという気持ちなのであろう。私も神社や仏閣にお参りをする方だ。健康ウオークに出かける時のウェスト・ポショットには、いつも5円玉がかなり入っている。昔ある人から神仏にお参りするときは、5円玉が良いと言われたからである。“ご縁がありますように”ということなのだそうだ。10円玉しかないときは、五円五円(ごえんごえん)といって賽銭箱に入れれば良いというのだ(笑)。
神仏に祈るとき、私は滅多に祈願はしない。いくら祈願してもダメな時はダメなのだ。そういうことが人生の中で沢山あった。願懸けをすると祈願したことが成就しなかったとき、神仏に恨みや失望が生じる。私にとって神仏とはそのような存在ではない。占いもそういう意味で私は信じない。朝のテレビなどで血液占いや星座占いが出ると、私はチャンネルを変える。自分の運勢が今日は悪いと言われるが嫌だからである。
自民党が公明党と連立を組んだ時から、自公政権は必ず日本に災いを齎すと思ってきた。自公連立は、自公“合体”政権となり自民党まで変質させてしまった。自公“合体”政権は難攻不落の城のように見えた時もあったが、私は自公“合体”政権は必ず倒さなければならない、倒してみせると己に誓った。それからもう10年近くになる。創価学会を嫌う神仏はあまた有るようだ(笑)。だが、そういう神仏にも私は自公“合体”政権打倒の祈願などしなかった。自公“合体”政権が浅ましい卑(さも)しい人間たちの所業ならば、これを打ち倒すのは人間が行わなければならない。自公“合体”政権と私の戦いはこうして始まった。
この間に一回だけ願懸けをしたことがあった。永田町徒然草No.613「数字は語る――150万ヒットに寄せて」に、「次の総選挙までに白川サイトのアクセスカウンターの数字が200万を超えたとき、政権交代は実現すると私は心に決めている」と書いた。これはひとつの祈願であろう。2007年11月14日のことである。参議院選挙で民主党は大勝したが、安倍首相は退陣し、福田首相と小沢民主党代表の大連立騒動で民主党がグラついていた頃である。
ところが2008年8月31日に、白川サイトのアクセスカウンターは200万ヒットを超えてしまったのだ。解散総選挙が延びてしまったことに私の責任はないが、「次回総選挙までにアクセスカウンターが200万ヒットを超える」という条件は整ったのだ。そうすると“政権交代は実現する”ということは成就されなければ私の言ったことは嘘になってしまう。このことは非常に気になったのだが、同日の永田町徒然草No.916「深謝200万ヒット!!」ではこのことに触れていない。政権交代が実現すると自信をもっていえる状態でなかったからなのであろう(笑)。
だから、私は貫きとおす自信のないことを言わないようにしている。しかし、ひとたび口にしたことは、誤ったことを言ったと思わない限り愚直に貫きたいと肝に銘じている。派手なことを言っている訳ではない。面白いことを書いている訳でもない。高尚なことを述べている訳でもない。普通の人が、普通に思うことを政治的にごく当り前に書いているだけだ。ごく真面目に書いているつもりである。読者に励まされながら・・・。200万ヒットを心から深謝し、変わらぬご愛読をお願い申し上げます。
これはもうお願いである。私にはもう政権交代が実現するという御託宣(!?)を成就させるしかないのである(笑)。その日から約1年が過ぎた。麻生首相選出のバカ騒ぎや小沢事件など政権交代実現という観点から見たら、結構ヤバいことがあった。この間、読者諸氏に支えられて私は懸命に闘ってきた。政権交代目前である。私は読者とともに願懸けをしたいと思っている。2009年8月30日までに白川サイトのアクセスカウンターが250万ヒットを超えれば、政権交代は実現すると…。8月24日00時21分現在のアクセスカウンターの数字は249万1619である。
それでは、また。