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燎原の火を…!!

09年08月21日

No.1264

毎日これだけ総選挙のことを書いてきたが、私は今回の選挙の予測をほとんど書かなかった。永田町徒然草No.1253「20日前の檄」で、「自公“合体”政権は敗れ、民主党を中心とする政権が生まれることは99%確実である」というのが多分はじめてなのではないだろうか。選挙予測が掲載されている週刊誌などは必ず買っている。それらの中には「おいおい、本当かね」というものも結構ある。しかし、それらを含めて私は各種の選挙予想に異を唱えなかった。今日はその理由を述べる。

「わが国においては、“政権交代はひとつの革命”である」というのが、私の基本的認識である。自公“合体”政権は難攻不落の体制のようにみえた時もあった。自公“合体”政権を絶対に許容できない宗教団体でさえ、この政権に擦り寄っていった。一昨年の参議院選挙の歴史的大敗から、自公“合体”政権は揺らぎ始めた。この参議院選挙における民主党を中心とする野党陣営の勝利は、国民の怒りが齎したものであった。

しかし、参議院選挙の与野党逆転では、政権交代は起きなかった。それが制度上の限界でもあった。衆議院議員総選挙で勝たなければ、政権交代を引き起こすことはできない。参議院選挙に勝つことと衆議院選挙で勝つことは、その質を異にする。300の小選挙区で野党陣営が勝利することは至難の業なのである。参議院選挙で勝利する数倍の力とエネルギーがなければ、総選挙で勝ち政権交代を引き起こすことはできない。これを成し遂げるには民衆の爆発的な盛り上がりがなければ決して成就することはできない。

民衆が爆発的に盛り上がり、現政権を打倒するする。これを私は民衆革命と呼ぶのである。革命を仕掛けることはできるし、誰かが仕掛けないで起きる革命など聞いたことがない。しかし、革命がスケジュールどおりに起こることは、稀である。民衆の爆発的盛り上がり・決起など簡単に予測できる筈がない。近ごろ流行の“ロードマップ”どおりに、革命は起きないのだ。

爆発的な盛り上がりが今回の総選挙で起きるとすれば、投票日の10日前からだと私は考えてきた。投票日の10日前に自公“合体”政権が敗れそうだという情勢になっていたら、国民は爆発的なエネルギーを発揮して自公“合体”政権を打倒するであろう。いろいろな選挙予測があるが、どの選挙予測でも自公“合体”政権側は不利・敗退としている。それが現状である。これが重要なのである。それで十分なのである。

ふだん民衆は権力に対して忠実だが、その権力が倒れるとみえたら公然と反抗する。わが国の国民もそうである。自公“合体”政権は国民がそのような行動に奔ったとしても已むを得ないほどの悪行(あくぎょう)を重ねてきた。造反有理なのである。
 舞台は整った。これから投票日に向けて全国各地で民衆革命が起きる。いや起こさなければならないのだ。明日からの休日で、自覚した国民は各所に火を放たねければならない。それは燎原( りょうげん)の火となるであろう。そして民衆革命が起こる。今度の選挙サンデーは非常に重要である。

それでは、また。

  • 09年08月21日 06時58分AM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

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