"いよいよ"総選挙公示
09年08月18日
No.1261
いよいよというかようやく第45回衆議院議員総選挙が公示される。私は一貫して“いよいよ派”であった。総選挙など急ぐ必要はない。総選挙で勝ち抜くためには、まだまだ不十分なことが多いのだから急ぐ必要はないと考えてきた。そのかわり総選挙では必ず政権交代を実現しなければならないと訴え続けてきた。だから“いよいよ派”なのだ(笑)。
いま解散を打たれたら“やばいぞ”というときも結構あった。安倍首相と麻生首相の時には何度かあった(たとえば永田町徒然草No935「なに、10月3日解散だと・・・!?」参照).。福田首相の時はそのような危惧を私はまったくもたなかった。福田首相は伝家の宝刀を抜く気もなかったし、福田首相で自公“合体”政権は総選挙を戦うことなどできないと私は思っていた。平成19年の夏の参議院選挙で自公“合体”政権は歴史的大敗を喫した。その後に安倍首相の続投を考えたり、福田首相を選んだことがそもそもの間違いだったのだ。
現在も自公“合体”政権は基本的な間違いを犯している。何が“基本的間違い”なのか、一両日考えておいてもらいたい。戦略上の基本的間違いを犯しているのだから、戦術面で多少勝っていても大局的な形勢を変えることはできない筈だ。今日の午後5時に立候補の届け出が締め切られる。その時点で初めて各陣営の態勢が決まる。その後でないと本当のことは言えない。
それでは、また。