『翔べ! 鳩山由紀夫』
09年06月27日
No.1209
今日の主役は、新著『翔べ! 鳩山由紀夫』である。新著は予定通り2009年6月25日に出来上がった。200冊は私の事務所に届いた。同じ日に取次店にも持ち込まれた。そしていま全国の書店に向かって搬送されているところである。早い所では月曜日に店頭に並ぶ。全国的には7月1日ころであろう。そんな状況なので昨夜から白川サイトでも宣伝のバナーを貼り付けた。これからホームページを開くとしばらく頭のところがチカチカと光る(笑)。
昨日の永田町徒然草に述べたように、私は解散の時期などあまり深刻に考えていない。解散の理由と過程をいつも重視している。しかし、本を出版するとなると解散の時期が非常に気になる。そもそも私が出版する本は、長年の研究の成果を発表するという類のものではない。現実の政治の動きに一石を投じようというきわめて政治的な本である。従って、いつ店頭に並ぶかということもきわめて重要なのだ。
昨日も中川秀直元自民党幹事長は、
「麻生首相が名誉ある撤退を決断されることを期待する」
との発言をした。
要するに辞任要求である。公明党の太田代表も都議選前の解散などとんでもないと麻生首相にねじ込んだ。麻生首相も1ヶ月後や2ヶ月後だって、“そんなに遠い日じゃないでしょう”と言っていた。漢字のよめない人に日本語を教えてもらおうとは誰も思わないが…。
いずれにせよ、解散総選挙前夜である。それにはとにかく間に合った。政権崩壊の兆候が日々報じられている。そういう状況の中で、『翔べ! 鳩山由紀夫』という書名は非常にタイムリーであった。そのせいか、今回は取次店がこれまでよりもかなり多く書店に流してくれた。これは有り難かった。本はとにかく書店に並べられなければ勝負にならないのだ。
ところで冒頭の宣伝のバナーをクリックすると次のようなページが出てくる。これはWebマスターが作ってくれた。この出来映えもなかなか良いと思う。いちばん最後に、書店で『翔べ! 鳩山由紀夫』を注文するのに便利なチラシが記載されている。これをダウンロードして注文をしてもらえると販売促進の上で非常に役立つのである。amazonでも、近いうちに買えるようになる筈である。
『翔べ! 鳩山由紀夫』は、単行本化した永田町徒然草としては『いまリベラルが問う』および『政権崩壊』につづく第3作となる。前2作もそれなりに売れた。著者の負担はそれほど大きくならなくて済んだ。
三度目の正直という。『翔べ! 鳩山由紀夫』は、ぜひ完売といきたいものである。そうすれば、永田町徒然草を単行本として世に問うことができるようになる。私は別のもうひとつの武器を手にすることができるのだ。
『翔べ! 鳩山由紀夫』を手にしてもらえれば分ると思うが、単行本化された永田町徒然草はWeb上の永田町徒然草とは別のものである。1篇はその時その時で真剣に書いているつもりだ。1篇そのものが日々勝負なのだ。それを通してみると、別の迫力が生まれる。時にはおかしなこと・頓珍漢のことを書くこともあると思うが、それも愛嬌となる(笑)。新著『翔べ! 鳩山由紀夫』が飛ぶように売れないと、鳩山由紀夫氏も翔べないのではないか。永田町徒然草の読者諸氏のご購読を心からお願い申し上げます。
それでは、また。