64歳の誕生日
09年06月22日
No.1204
今日私は64歳になった。この歳になると毎年の誕生日にひとつの感慨がある。別に大それたことではないが、また1年を生きることができた。できれば来年も誕生日を迎えることができればと切実に思う。要するに私もそういう年齢なのである。64歳の誕生日に、新しく出版する著書を紹介できる。私の喜びとするところだ。
新著『翔べ! 鳩山由紀夫』は、これまでの『いまリベラルが問う』や『政権崩壊』と同じように永田町徒然草を単行本化したものである。昨年の9月からこの6月6日までの永田町徒然草を収録している。もちろんこの9ヶ月間のすべてを収録することは無理であった。約3分の1を納めるのが精一杯だった。その取捨選択がいつも難しい。今回もその作業は大変だった。
思い返すとこの9ヶ月間も政治は激動の連続だった。目まぐるしく動いたので、半年前のことさえ私たちは忘れがちである。9ヶ月間に起こったことは、底流ですべて繋がっている。その意味では永田町徒然草の常連さんが読んでも面白いと思う。今回は編集もいろいろな工夫をした。Webサイトで見る永田町徒然草とは一味違った政治評論・ドキュメントになっていると思う。
解散総選挙が結局のところ何時になるかは、いまもって定かではない。しかし、早晩行われることだけは確かである。兎にも角にも何とか間に合った。6月25日頃には新著が出来上がってくる。数十冊をささやかな就任祝いとして鳩山民主党代表に届けるつもりである。鳩山代表は来るべき戦いを勝利に導くという大きな責任がある。情勢は決して悪くはないが、昨日の『サンデープロジェクト』からも窺えるように好からぬことが起きそうな気がしてならない。
今度出版される『翔べ! 鳩山由紀夫』は、それぞれの想いをもって最終決戦に臨もうとする、すべての人々に対する私のエールである。連帯の証である。自公“合体”政権の断罪の書である。これから繰り広げられる“民衆革命”を成就させるひとつの武器(ツール)になると確信している。『翔べ! 鳩山由紀夫』の出版の告知と購読のお願いの活動でまた忙しくなる。それなりに元気な64歳の誕生日である(笑)。
それでは、また。