池に落ちた犬は…!?
09年06月16日
No.1197
昨日は“訳あり”で、できるだけニュースをフォローしたいと思っていた。しかし、次々に来客や打ち合せがあり、結局ほとんどできなかった。夜10時過ぎ家に帰る時は、すごく“良い降り”であった。自宅で初めてニュースを見ることができた。『報道ステーション』(テレビ朝日)は、もう終わりかけていた。その最後に「たったいま入ったニュースですが、古賀誠自民党選挙対策委員長は衆院選と都議選の“ダブル選”を行うよう麻生首相に提言した」という短いニュースが放映された。
『ニュース23』(TBS)を最後まで見ていたが、これに関する報道はまったく無かった。“日付が変わって”のNHKニュースも同じだった。今朝のNHKニュースでも確認したが、ダブル選の報道はまったく無かった。厚生労働省の女性局長が逮捕されたというニュースばかりが大きく報道されていた。一部のニュースでは国会議員の働きかけがあったとも言っている。
この時期になれば、解散が何時かなど大きなニュースではない。障害者団体の割引郵便が不正利用されていたというニュースも、1ヶ月くらい前から報道されていた。これに厚生労働省の職員が関与し、その職員はすでに逮捕されていた。しかし、これらのニュースや北朝鮮制裁法案などが絡まると、微妙な様相を呈してくるのだ。昨日の永田町徒然草で「今朝のニュースを見ていて、何か大きなことが起こりそうな予感がした」と述べたのは、そのような趣旨なのだ。
各種のニュース報道や週刊誌などの読み物は、自民党凋落→民主党挽回という論調が多くなってきた。1ヶ月前の報道ぶりとは大違いだ。民主党の議員たちの中には、また“はしゃいでいる者”が出てきた。これらを含めて私は、何となく“嫌ぁ~な予感”がするのだ。別に水を差すつもりなど毛頭ない。そうではなくて、もっと徹底的に追い詰めることが必要だと言いたいのだ。“池に落ちた犬は叩け”が闘いの基本だ。ちょっと油断をすると、“犬はまた噛みついてくるぞ”。自公“合体”体制は、獰猛なのである。要注意、要注意!!
それでは、また。