祝:鳩山“新”民主党代表
09年05月17日
No.1167
鳩山由紀夫民主党代表が誕生した。私は素直に喜んでいる。これで良かったと思っている。マスコミは自分たちの思惑どおりに運ばなかったことが不満のようだが、それは仕方がない。マスコミは何だかんだとイチャモンを付けてくるであろうが、そんなことは放っていたらよい。国民もマスコミが自公“合体”政権の別働隊だと気が付き始めた。国民など自分たちの言うなりになるというのは、マスコミの思い上がりである。
永田町徒然草No.1163「鳩山由紀夫民主党代表は…」の中で、私は「鳩山由紀夫民主党代表が誕生すれば、慌てるのは自公“合体”政権だ」と述べた。私には私なりの確信があったのだが、昨日の細田自民党幹事長の発言と表情をみて自信をもった。それにしても今回のマスコミの嫌がらせは露骨過ぎた。しかし、敵に嫌われるというのは良いことだ。民主党もマスコミ頼りから乳離れしたほうが良い。強くなれば、マスコミの方から擦り寄ってくる。厳しい船出の方が鳩山氏にとってはいい。鳩山氏は意外に芯が強く、粘り強いから心配は要らないであろう。
オバマ米大統領の誕生は、インターネットの勝利と言われている。マスコミもそう報じてはいるが、自分の足元が見えないようである。マスコミが思うようには、世の中は動かないのだ。マスコミはインターネットの台頭と普及が自分たちの足元を侵していることにまだ気が付いていないようである。マスコミといえども国民を敵にしては生きてはいかないのだ。
私がインターネットを通じて自分の考えを毎日発信しているのもインターネットの力を信じているからである。過大評価もしない、さりとて過小評価もしない。私にはインターネットしか今は無いのである。無いことを憂うるより、満足できなくともいま持っているものを大切にしたいと思っている。滴り落ちる雫が何時かは巌(いわお)をも貫く。政治をやる者には、そのくらいの根性が必要なのである。『平成海援隊 Discussion BBS政治議論室』に集う仲間は、鳩山民主党代表を好意的に受け止めているようだ。この流れがいずれ大きな“うねり”となる。
司法の改革もそうだ。一人ひとりが“権利のために闘争”を行うしかない。私は昨夜から月曜日の裁判の“弁論要旨”を書いている。日本の司法も深刻な状況にある。重大な局面に立ち合った者が、その場で戦わなければ道は開けてこない。“権利のために闘争”も具体的状況において具体的に闘わなければならない。そのような努力を放棄したとき、国民の権利は死滅する。どこにいても結局は闘わなければならないのだ。どうも私はそういう性格に生まれついたようだある。
それでは、また。