インターネットとの接続回復。
08年12月01日
No.1006
約1週間、自宅でWWWを見られなかった。そんな事情で永田町徒然草のupdateと内容がお粗末になってしまった。読者の皆さんに心からお詫びする。昨日友人に自宅へ来てもらい、接続は回復された。永田町徒然草をupdateする上での障害は、基本的になくなった。
基本的になくなったとは、どういうことか。WWWを見るだけなら接続環境が修復されれば、パソコンさえあれば確かに問題はない。しかし、WWWを通じて何かを発信しようとすると、使用するパソコンが問題になる。パソコンにはいろいろなソフトが組み込まれている。それらを使って私たちはパソコンを操作するのである。12年前に私がパソコンを買ったとき、私はそのことを嫌というほど痛感した。「コンピュータ、ソフトがなければただの箱」ということを思い知らされた。
ところが、このソフトが実に厄介な代物(しろもの)だ。あるソフトをコンピュータにインストールしようと思っても、素人にはほとんど困難である。インストールしようと真面目に一所懸命に挑戦しても、成功することは私の場合ほとんどなかった。これ本当のことである。私はこれを恥ずかしいことだと思わない。日本語くらいは読める、と私は自負している。日本語を読めないようでは政治家も弁護士も務まらない。しかし、出てくるメッセージを丁寧かつ一所懸命に読んでも、何を言っているのか理解できなかった。それ以来、私はソフトをインストールするなどという難事に挑戦することを断念した(笑)。
私は、WWWなど情報伝達のツール(道具)にすぎないと思っている。WWWで伝わってきたからといって、その情報が他のツールから伝わってくる情報に比べ質が高いという訳ではない。かつてハイビジョンテレビのことを“高品位テレビ”と呼んだ。「“品位”のない番組が高品位テレビで見たからといって品位ある番組になる訳じゃないですよ」、とよく私は冗談でいったものだ。WWWだって同じようなものだと考えてきた。所詮、内容が大事なのである。政治サイトが現実の政治に影響力をもたないのは、政治のプレーヤーである政治家のサイトが貧困であるからである。
コンピュータやコンピュータ・ソフトのメーカーも素人を大事にする気がないようだ。消費者のほとんどが最初はコンピュータの素人なのだが、そういう素人に対する配慮がない。あたかも素人の参入を拒否しているように私には思われる。それならそれで結構だ。こちらもそんな輩にひれ伏すつもりなどない。コンピュータの専門家やコンピュータに詳しい友人に頼めばよい。私としてはコンピュータが使えるならばそれで好いのである。私がやりたいことができればそれで好いのである。大概のことはWebマスターに電話で教えてもらって解決してきた。ところがWebマスターは神戸にいる。誰かに実際やって貰わなければならない場合は、今回のように友人に来て貰わないと解決しない。
閑話休題。新しいパソコンは自宅でもインターネットと繋がった。だが、これを使って従来通り永田町徒然草を書いたりupdateするには、ソフトが全部回復していないので不都合なのである。ソフトという程のモノではないが、私は単語登録を多用して文章を書く。だから前のパソコンでないと滑らかに文章を書けないのである。再登録をすれば済む話なのだが、当面これがいちばんの悩みである。そんな訳でこれから再び永田町徒然草をupdateするつもりであるが、ちょっと調子が狂うかもしれない。そこをご宥恕いただき、引き続きご愛読を賜りたい。
それでは、また。