戦いすんで、そして…。
09年07月13日
No.1225
昨夜来、都議選の開票速報をずっ~と見てきた。私はそれぞれの選挙区の得票状況を見たいのだが、これがなかなか紹介されない。これは夕刊を待つしかないのだろう。インターネットで検索すれば、どこかで見ることはできるのであろうが、それは後にしたい。
都議選の結果はこれまでの結論である。それを受けて今日から政治が動き出す。各政党や各政治家が都議選をどう総括し、どのように動くかを全国の有権者が注視している。麻生首相は今日か明日にも解散したいと力んでいるようだ。
この人がどのような行動を選択しようが、国民にとってもうドウデモよいことなのだ。「都議選は一地方選に過ぎず、国政に直接は関係ない」といって解散に踏み切れば、火に油を注ぐことになる。
いつも言っているように、解散それ自体にそれほど大きな政治的意味はない。いかなる経過でいかなる理由で解散したかが、重要なのである。麻生首相はどのような理由を付けて解散しようというのだろうか。誰がいかなる振付けを考えるのだろうか。私にそんな知恵などない。自民党や公明党にトンでもない知恵者がいる筈がない。
今日から各政党の各政治家の一挙手一投足が注視される。こういう局面における言動は、非常に重要である。調子に乗って浮かれるとトンでもないことになる。今日はそれをシッカリと見ていてもらいたい。
全員当選を果たした公明党が強気になっている。マスコミも調子に乗っているところがある。これまでの彼らの言動を忘れてはならない。こういう状況で大幅に議席を減らした共産党も深刻である。共産党にとって、“民衆革命”など関係ないというのだろうか。だったら寂しい前衛党である。
それでは、また。