11月12日 民衆革命と民衆
No.1341
私は今回の政権交代を“民衆革命”と位置付けてきた。ネットの世界で人気のある植草一秀氏は確か“平成の無血革命”と呼んでいる。この外にも、いろいろな命名があるのだろう。政権交代など、ほとんどの国ではごく普通に行われていることである。しかし、総選挙で政権交代そのものが中心的なテーマとなり、わが国では今回が初めて成就したのだ。初めてのことを目指すのであるから、私はあえて民衆革命と呼んだのだ。……
全文を読む »
11月11日 疎外…。
No.1340
このところ大きな事件が動いている。白川サイトは、政治的事件を論評することが眼目である。だから滅多に社会的事件は取り上げない。それにしても毎日大騒ぎされるような事件が起こるのは何故なのだろうか。日本という社会が病んでいるというのは簡単である。評論家やコメンテーターとしてはそれで済むのだろうが、それでは本当の評論にはならない。日本の何が病んでおり、その原因は何であり、どうしたらその対策となるのか。それが問題なのである。……
全文を読む »
11月10日 ベルリンの壁の崩壊と…。
No.1339
ベルリンの壁が崩壊してから昨日は満20年であった。私たちの世代にとってベルリンの壁の崩壊は特別の意味をもっていた。私たちの世代は、イデオロギーの対立と無縁で青春を過ごすことができなかった。左右のいずれの陣営に立とうが、イデオロギーを意識せざるを得ない時代だったのだ。ベルリンの壁の崩壊は、イデオロギーの崩壊を象徴する出来事だったのだ。……
全文を読む »
11月09日 ゆったりとした休日
No.1338
全国的に穏やかな日が続いているようだ。久しぶりにのんびりした週末を過ごすことができた。土曜日、午後4時頃には仕事が終わった。それからこの永田町徒然草を書き始めるまで、好きなように過ごした。時間を噛み締めるように私は休日を過ごした。……
全文を読む »
11月07日 週末について
No.1337
今日は土曜日。私にとっていちばん嬉しい日である。もちろん白川勝彦法律事務所の仕事はあるが、遅くとも夕方までで終わる。それから月曜日の朝までに永田町徒然草を書くこと以外、どうしてもやらなければならない事はない。永田町徒然草は日曜日にお休みをいただくことにしたからである。最大限1日半も拘束されないなどということは、私の人生であまり無かったのである。楽しい週末の始まりである。……
全文を読む »
