12月23日 不敬なことをしてはならない。
No.1885
2016年12月21日、新潟県糸魚川市で、150棟が焼失する大火災が発生した。糸魚川市は、かつての私の選挙区なので、テレビに映し出される街々はみな、馴染みのある処である。被災された方々に、心からお見舞い申し上げる。83歳の誕生日を迎えられた天皇陛下は、お言葉の中で、糸魚川市の大火災について触れられた。私は痛く感じ入った。……
全文を読む »
12月17日 カジノ解禁法案と日ロ首脳会談
No.1884
暮れということもあり、私は今週、非常に忙しかった。そのうえ、国会の会期末で、カジノ解禁法案の行方を確かめたかったので、ニュースを細かくフォローしなければならなかった。カジノ解禁法案は、12月15日未明に衆議院本会議で回付された修正案が可決され、カジノ解禁法案は法律となった。終盤国会の攻防は一見無駄のように見えるが、国会の議席数を考えれば仕方のないことなのだ。野党は最大限の抵抗をした、と私は評価している。衆議院・参議院の選挙で国民がシッカリした議席を国会の中で持っていないと、最後はこうなるのだ。……
全文を読む »
12月13日 正気か…!? カジノ解禁法案が成立する日本という国。
No.1883
国会の細かい事情は知らないが、明日の参議院本会議でカジノ解禁法案が修正可決されるという。私は過去3回に亘って、カジノ解禁法案に反対する理由を述べてきた。ニュース報道番組でも、カジノ解禁法案が話題になり、多くの国民の間に「何故いまカジノ解禁なのか?」という声が高まり始めた。それに焦ったのか、カジノ解禁を考える連中(政党や議員たち)は、兎にも角にもカジノ解禁法案をこの国会で成立させようとしている。……
全文を読む »
12月10日 賭博場(カジノ)を開いて暴利を貪る胴元・博徒を厳罰とする刑法
No.1,882
この1週間も、政治的に論じなければならないことが山ほどあった。しかし、今回は韓国の朴大統領に対する弾劾決議案の可決とカジノ法案の、ふたつについて論じることとする。韓国の弾劾決議案の可決は、韓国史上2例目のことである。前例は、2004年3月の廬武鉉大統領に対するものであった。この時は、憲法裁判所が2か月後に弾劾訴追を棄却したので、廬大統領は罷免されなかった。……
全文を読む »
12月03日 カジノ解禁法案の賛否が、次の選挙の当落に直結する。
No.1881
通称カジノ法案が、衆議院内閣委員会でたった6時間審議されただけで、自民党・大阪維新の会・公明党などの議員の賛成多数で可決された。なお、これらの党の一部の議員の中には、反対・棄権があったようだが、次の開催される衆議院本会議で採決に付されるという。現状の議員数では、可決されて参議院に送付されることになる。…
全文を読む »
12月02日 博打で日本を成長させる!?
何バカなことを言ってんだ。
No.1880
カジノ法案の審議入りが報じられたばかりだが、自民党は採決をすると言い出した。大阪維新の会は、これに賛成した。カジノ法案は、“統合型リゾート法案”の俗称であるが、まさに本質を表している。統合型リゾートは、英語の integrated resort の訳語だが、integrate には“溶け込ませる”という意味もある。リゾート推進と言えば聞こえは良いが、その聞こえの良いresortの中に、カジノを溶け込ませようという法案なのだ。まさに、名は体を表すという、トンデモナイ法案なのだ。……
全文を読む »
11月26日 自由主義そのものを安っぽくする
トランプ次期大統領と安倍首相
No.1879
キューバ革命の指導者、フィデル・カストロが死去したとの報道に接した。カストロとその盟友チェ・ゲバラは、私たちの世代に大きな影響を与えた革命家・政治家だった。学生時代、私もチェ・ゲバラのように髭を伸ばしたものだが、ゲバラのようには格好良くならなかったので、半年くらいで止めた(笑)。私たちがカストロやゲバラに憧れたのは、超大国アメリカのすぐ隣でその傀儡政権を倒し、アメリカと戦って国造りをしていることへの尊敬があったような気がする。……
全文を読む »
