04月18日 いま、何をなすべきか。
No.1482
東日本大震災の被災地では、被災者が懸命に闘っている。その様子が毎日テレビ等で放映される。福島第一原発事故を治めるために、関係者が、放射能の危険に曝されながら懸命に闘っている。放射能の危険を避けるために、多くの人々が避難地で必死に生きている。毎日10回前後の余震が、被災地の周辺で起こっている。東京でも、地震はもう日常茶飯事となった。その中で、多くの国民は、それぞれの日々の仕事と精一杯に闘っている。わが国でのんびりと過ごせる人など、ほんの一握りしかいないのだ。……
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04月12日 因縁めいた311
No.1481
昨晩の日付が変わる頃、白川勝彦Webサイトのアクセスカウンターが311万を超えた。昨年の春頃から、永田町徒然草の更新が極めて少なくなった。白川サイトの目玉である永田町徒然草の更新が少なくなれば、アクセス数が少なくなるのは当然である。それは仕方ないことだと、私は思っていた。私がいくら善意で忠告しても、民主党の政治家というのは、人の言葉に耳を傾けるつもりはないのである。民主党政権の誕生にいささか協力してきたからと言って、私は、恩着せがましく彼らに接触しようと思わなかった。……
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04月10日 満開の桜に想う。
No.1480
大震災のせいだけでなく、東京の気温は確かに低かった。そのため桜の花が開くのが例年よりかなり遅かった。そのためこの数日で一挙に満開になった。昨日は曇時々雨だったのでちょっと残念だったが、桜だけは満開だった。今日の日曜日は、天気も良く気温も暖かいという。東京はたぶん春爛漫の日曜日となろう。桜の花を見ると多くの人々は次の歌を思いだすのではないか。……
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04月06日 東電株、史上最安値
No.1479
久しぶりにべートーヴェンの第九を聴きながら、これを打っている。私の心は、いつになくブルーである。いろんな想いが交錯しているその中で、いちばん大きいのは、昨日東電の株価が上場以来の最安値を記録したことである。親の遺言で、生まれてこのかた株など買ったことはないが、福島第一原子力発電所の事故からずーっと、東電の株価を注目してきた。東電の株価は、それこそ釣瓶(つるべ)落しに下落していた。先週末に少し揉み合ったが、一昨日からまたストップ安が続き、昨日遂に上場以来の最安値を記録したのだ。今日はどうなるのか…株のことは分からないが、基本的にはさらに下落するのではないか。……
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04月05日 魑魅魍魎の跋扈
No.1478
福島原発事故をめぐり、毎日毎日、私たちには理解しがたいことが行われている。原子力発電所に関する技術的な知識がないので、私はコメントを控えてきた。“いろいろな先生”がテレビに出演し「大丈夫、大丈夫 !」と力説するが、この3週間余の経過に鑑みると先生方からいくら「大丈夫」と言われても、多くの国民はもう信用できなくなっているのだ。……
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04月03日 熱い情熱と怜悧な判断
No.1477
大震災から20日余り経ち、4月に入った。一部の地域から復旧のニュースも届いているが、まだ救援が急務な所がいっぱいある。この際、以下に述べる基準で被災地の色分けをする必要があるのではないか。ひとつの基準は、災害を齎した原因である。大地震と大津波と福島原発事故である。大地震は被災地の全域に及ぶが、それに大津波が重なる地域がある。さらに原発事故の被害が重なる地域もある。この三重苦の地域も相当に広い。……
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03月31日 今夜もやはり煌々と(3月31日)
No.1476
しばらく霞が関“見廻り”の結果を報告しなかった。だからといって私が見廻りをサボっていた訳ではない。基本的には、毎晩私は見廻りを続けていた。その結果を永田町徒然草にupdateしてこなかったのは、読者にもだいたい推察できると思ったからである。原発事故の対応や大震災の対策とその進み具合をみていれば、政府や東京電力が計画的“節電”を本気で進めるつもりがないことはお分かりだと思う。……
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